今日はマラソン、明後日はいよいよ投票日

今日のニューヨークシティーマラソン、少し風はありましたが絶好のお天気、
何人か友人、知人も参加していまして、さきほどから続々と完走の知らせが届いています。
みんな、だいたい30代以上なのですが、日頃のトレーニングの成果を十分に発揮。
自己記録更新の人もいました！無事に走れて良かったです。

そして、いよいよこちらも完走間近、アメリカ大統領選挙です。
ここにきて、新たなメール問題勃発かと思われたヒラリー・クリントン氏ですが、
先ほど、報道によりますとメールに関してはFBIから以前に出された決定通り、訴追せずとの決定がされたそうです。

FBI clears Clinton -- again

「クリントン氏の訴追求めず」、米ＦＢＩがメール再捜査で結論

投票日2日前（正確には1日半前）のこの発表、投票行動に影響があるのかどうかわかりません。
現在のところ、トランプ、クリントン両氏の支持率はまだまだ競っていて、その差は5％ほどと
どっちに転ぶかまだ判断ができないようです。

候補者お二人の年齢は近いけれど、有権者としては
ヒラリー、ダークな政界にどっぷり浸かりすぎだろう　vs.　トランプ、こんな人に政治のトップを任せていいのか？　
みたいな構図なのでしょうか。
（と、私が個人的に色々な報道や周りのアメリカ人（有権者）の反応を見て感じたことですが）

これは　政治経験豊かなキャリア女性　vs.　何度も修羅場をくぐった成功したビジネスマン

とも書けるのですが、お互いのけなし合いばかりが目に付いて、どちらにも負のイメージが先行する結果と
なってしまったように思います。また、メディアもネガティブなトピックで視聴者を煽りまくり、
ニュースを見てもコメンテーターが情勢を冷静、淡々と伝えるような雰囲気ではなかったように感じました。

どちらが選ばれるにしても、選ばれたからには現実的な路線で、かつアメリカが世界に喧伝して来た
「アメリカ的ポジティブな価値観」がまったくの建前だったと言われないような感じでお願いしたいです。