そんな○○に魅せられて

The Self-Portrait Project

マンハッタンよりマンハッタンがきれいに見える場所として
格好のインスタスポットになっているブルックリンのDUMBOエリア。

だんだんと暖かくなってきて、ますます観光で来られる方が増えています。

かつての工場や倉庫を改造した建物が並ぶ通りに、新しい建物もちらほらあり、
センスの良いブティックやレストラン、カフェもまだまだ新規オープンしています。

DUMBOには、元は倉庫でかつてはアーティストスタジオとして転用されていたビルが何棟かあり、
数年前、その一つがEmpire Storesという商業スペース+事務所に改装され、
アートギャラリーのスペースが設けられています。

ティーンエイジャーから新進アーティストの作品、クラシックな映画のポスターなど、
交代で色々な作品が展示されています。

その一角にこのような展示があって、何かのインスタレーション?と思ったら、
The Self-Portrait Projectという、参加型のアートプロジェクトだったのでした。

このような装置があり、椅子に座ると向き合って鏡があります。


この黒いボックスの足元にペダルがあり、それを踏むと写真が撮れて
撮った写真はボックスの横に取り付けられたタブレットでパブリックにシェアされます。


背景には上にタイトル「Love is..」とあって、
よく見ると、ひらがなで「あい」の単語もありました!


アンディ・リンさんというアーティストによる創作プロジェクトだそうです。
こちらに概要が。
Introducing: The Self-Portrait Project

参加者は自分自身が被写体であり、フォトグラファーであり、また自分自身を演出するキュレーターという
責任ある役割を引き受けつつ、テーマに沿ってシャッターを切るわけです(解釈間違ってたらごめんなさい)。

リンク先を読みますと、東日本の1年前に大地震を経験したハイチの被災地で被災者の方が参加したものや、
パレスチナで現地の方が参加したものがあり、報道や第三者を通したものではなく、一人一人の物語を
本人がこのプロジェクトを通じて伝える、という点が素晴らしいと思いました。

リンク先からアプリをダウンロードすると、自分のスマホからでも参加できるようです。
でもセレブの人だったりすると、肖像権管理とかそういう問題がややこしくなってしまうのかもしれませんね。

常設ではなく、期間限定での展示だと思います。ちゃんと確認してなくてすみません。
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