この日が来ると「ああもう1年も終わりだな」と何だかしみじみします。
そしてアメリカ人にとっては、定番の七面鳥の丸焼きなど大量の料理が並ぶThanksgivingディナー、
ホリデーパーティー、クリスマスと、年明けまでダイエット中の人には拷問の日々が始まります。
7,8年ぐらい前でしょうか、アメリカの他都市からマンハッタンに遊びに来た知人が
「わ~、細い人が多いね!!」
と驚いていたことがあります。
日本人から見るとその時でも十分ビッグサイズのかたが多かったように
記憶しているので、細い、という言葉に逆に驚きました。
が、そのNY市でも、最近肥満率がじわじわ高くなってきているようです。
以前の記事で、健康志向のブルームバーグ市長が店頭で販売されるソーダー類の1本あたりの量を規制しようと
している動きがある、と書きました。まだ実施はされていませんが。
最近は不況が続いていたせいか、レストランの閉店も多く、そのあとハンバーガー中心のレストランが
次々オープンして、しかもいいお値段なのに結構人が入っているのを見ると複雑な気分です。
プロの料理人を雇うとコストがかかるので、技術のいらない料理中心に、ということでしょうか。
でもNY市のレストランではいわゆる「メガサイズ」の料理はあまり提供されていないように
思いますし、まだアメリカの中ではマシなほうかなと、個人的には思います。
…「マシ」と思えるほど、自分の感覚が単に麻痺してきただけかもしれません。
いやいや、大人の三割が「病的な肥満」(obesity)な国って思いっきり異常ですよ、やっぱり。
F as in Fat: How Obesity Threatens America's Future 2011
既に以前日本のニュースサイトでも紹介されていましたが、カロリー過多のレシピばかりの料理番組があります。
その料理研究家の女性、ポーラ・ディーンさんは3年前から糖尿病だそうです。(さもありなん)
そのVTRを見ているだけで胸焼けがしてきました。
チーズケーキにチョコレートをまぶし、パイ生地(?)で包み、油で揚げま~す。
…もしこれをご覧になって胸焼けしたかたが、他にもいらしたら申し訳ありません。
元のチーズケーキの周りについている茶色のつぶつぶ、これもすごく甘いんですよ。
関連動画で、ポーラ流マカロニ&チーズというのもありました。
最後のダメ押しの「チーズどばどば」に、
もうや~め~て~っ!!とモニターの前で叫びそうになりました。
こういう料理を「食べたい!おいしい!」と思える、その感覚。
私には未知の領域です。きっとこれからも未知のままでしょう…。いや、未知でいい…。
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