アカデミー賞も終わってしまったけれど、
作品賞、監督賞、主演女優賞を受賞した本作。
ずっと気になってたのに観てないな~と、急に思い立って行ってきました。
ストーリー:
アメリカ・ネバダ州に暮らす60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、リーマンショックによる企業の倒産で住み慣れた家を失ってしまう。彼女はキャンピングカーに荷物を積み込み、車上生活をしながら過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを余儀なくされる。現代の「ノマド(遊牧民)」として一日一日を必死に乗り越え、その過程で出会うノマドたちと苦楽を共にし、ファーンは広大な西部をさすらう。
ノマドって、ちょっと上級のキャンパーくらいにしか思っていなかった自分を大いに反省しました…。あと、ほぼ情報を入れていなかったので、経済的弱者の苦しい生活が描かれるだけなのかな?とこれまた見当違いな予想をしていたのですが、違いました。アメリカの歴史や社会問題など踏まえて見てみると、ただただ必死にノマドワーカーとして“生きる”ということだけじゃなくて、ノマド同士の精神的な結びつきとかコミュニティを形成しながら“暮らす”ということも同時に描かれていて、タフだなぁと。あと、なんか、アメリカっぽい…と。
アメリカっぽい。何と表現したらよいのかわからないけど、クロエ監督もアジア系の監督である意味では外から見たアメリカのイメージっていうのが少なからず作品の中にも描かれている気がして。それは広大なアメリカという国の雄大な自然の描写もまた然り。
主演2人以外は実際のノマドの皆さんが出演されているらしく、それは後から知って驚いてるんだけど…半分ドキュメンタリーな映画だったんですね。
こういう作品がオスカー受賞というのは、意味のある事なんだろうけど、いろいろアカデミーの問題なんかの噂が聞こえてくると、大丈夫かね?とは思っている…💦しかし、しかしですよ、去年の「パラサイト」、今年は「ミナリ」なども含めてアジア系の俳優さんや監督さんも注目されていることは良い傾向なんだろうと前向きに捉えてみる!そこで日本は?と問われると、無言になっちゃうけどね😅頑張ってくれ~…
さてさて、GWスタートですが、天気があんまりよくなさそうですよね~。まあ旅行にも行けないし家で片付けでもしようかな。去年できなかった服の整理(もともと収納大きくないのに入りきらないのが出てきてしまって…)と、ぼちぼちまた本棚の整理もしないと。
残念なのは、タイから注文していたTianの服とボディクリームが国際郵便のストップ(COVID-19の感染者が出た)の影響で、おそらく連休明けじゃないと届かないということ。仕方ないですけどね。タイでも感染が広がっていることを実感。心配だわ~推しの皆さんも健康でいて欲しいです🙏