久しぶりにコロッケを作りました。
我が家では、夫がコロッケを好きでなかったため、おかず用として作ることはほとんどありませんでしたが、子供達のおやつ用としては、割と頻繁に作っていました。
食べ盛り・育ち盛りの子供達は、おやつといえども食事と同じような感覚で、ある程度お腹が満足をするものでなければなりませんでしたから、その点、コロッケは適していたのだと思います。
その頃は、タネを成形すると、小麦粉・卵・パン粉の順に衣を付け、きつね色になるまでじっくり揚げていました。
多分、一般的な作り方だと思うのですが、時々、揚げている途中でパンクをしたり、時間が経つとサクサク感がなくなりベチャッとしてしまうなどの失敗も度々でした。
でも、いつか、NHKの『ためしてガッテン』という番組で、科学的な見地による美味しいコロッケの作りかたというのをやっているのを見て、それ以来その方法で作っています。
確かに、以前のものよりは、衣のサクサク感が違い、おいしさがUPしたような気がします。
作り方も、それまでのものよりは簡単です。
(1)ジャガイモを四等分にし、一個ずつ水で濡らしたペーパータオルで包ん だ後、アルミ箔に包み魚焼きグリルで焼く。(茹でない)
(2)ジャガイモを潰し、タマネギと挽肉を炒めたものを混ぜて成形する。
(タマネギと挽肉の分量は、ジャガイモの1割程度が目安)
(3)水・小麦粉・卵・酢を加えた液体を作り、成形したタネをくぐらせ、パン粉を付ける。
(液体の分量の割合=水半カップ・小麦粉100g・卵2個・酢小さじ2)
(4)200度の温度で1分50秒あげる。(高温で短時間)
(衣は、きつね色より少し薄い頃合いが目安)
液体に酢を加えることで、衣のサクサク感がよりUPするのだそうです。
たかがコロッケ、されどコロッケ・・・。(*^_^*)
それにしても、昨日は息子が居たのでコロッケを作りましたが、やはり、お料理とは食べさせたい誰かがいてこそのものなのだと、つくづく思いました。