片手列のど真ん中から観てきました。
正直なところ、首が痛かったです。ステージの高さプラスセットの上にいることが多いし、左右もよく使うからあっち向いたりこっち向いたり、お尻も痛いし。
でもやっぱり近いのはいい。細かい表情とかよく見える。首は辛いけどこういう席も欲しい。
そして振動が身体に響くの。通路を走ったり、舞台上を役者さんが駆け巡ると響いて最初は驚きました。
簡単な感想と初演との違いとかで気付いた事。
始まりがお国一人の舞じゃなくて、一座の女の人たちと踊るに変わってました。
あんなに暗いのにしかもお着物なのに、よくセットに上れるよね。
お父さんに「笛役者になりたい」って言う辺りの小平太の髪を結んでいるのは緑色の紐。
藤次郎も黄色というか黄土色っぽい色の紐。粗末な感じ。それが修行して帰ってくると赤になってました。
小平太と出会ったお店でボコボコにされる寸前、お店の中に飛ばされてきた時「血が出る」って小声で言った藤次郎が可愛かった!
「お国一座ならおれでも知ってるぞ」って言い方が、ドラゴンボールの悟空みたいだなって(笑)
そういえば場面転換で暗転しながら音楽がなるんだけど、次のシーンに関わる音でした。
「お国一座ならおれでも知ってるぞ」って言い方が、ドラゴンボールの悟空みたいだなって(笑)
そういえば場面転換で暗転しながら音楽がなるんだけど、次のシーンに関わる音でした。
次に藤次郎が出てくるなら三味線だし、三次だったら怪しげな魔法使いが出てきそうなチックタックカーンって感じだし(笑)でも笛だからといって、小平太とは限らないから100%とは言い切れないけど、想像できる感じでした。
お国一座で平九郎に耳元で怒鳴られるもんだから、右耳を手を広げて抑えたり、いなくなったら耳をトントンしたり可愛い藤次郎。
更にお国一座を抜ける時、平九郎に殴りかかった小平太に「それ俺がすること」ってこれまた小声で言う藤次郎。可愛い。
更にお国一座を抜ける時、平九郎に殴りかかった小平太に「それ俺がすること」ってこれまた小声で言う藤次郎。可愛い。
確かにキレるのは藤次郎の方だけど、実際うっぷんがたまっていたのは小平太の方だったからね(笑)
去り際に藤次郎「一座を作るぞ!」小平太「え、そうなの?」
去り際に藤次郎「一座を作るぞ!」小平太「え、そうなの?」
藤次郎「やりたいことだけをやるんだよな」小平太「知らない」
このやりとりが軽妙で楽しかった。原ちゃん的には安兵衛と内蔵助の立ち位置が変わった感じだけど、2人の息がぴったりだったね!
ここでお国一座の中に暮松新九郎役をした人がいました。複数役こなしてますね。他にも終盤では足軽とかになってたし。
なので、与兵衛たちと同じように、暮松もちほたちを見逃すってのが初演はあったのに再演ではありませんでした。より民衆の力に重きを置いた感じですね。
そしてちほは本気で大福を頬張ってました。お昼に見た時は、大福の歯形しか分からなくて元々そういうのを置いてるのかもって思ったけど、近くで見るとちほの唇が白くなってました(笑)美味しそうだなあ。
三次が熱い何かを食べさせる時
「ふーふー」「ふーふー」、「ふーふふー」「ふーふふー」ってリズムを取ってそれに合わせる藤次郎が可愛かったです。一瞬戸惑う表情がね〜。
「ふーふー」「ふーふー」、「ふーふふー」「ふーふふー」ってリズムを取ってそれに合わせる藤次郎が可愛かったです。一瞬戸惑う表情がね〜。
平成コンビが「おれたちの踊りについてくられるかな」って煽って、藤次郎もガンガン三味線を弾くんだけど、お国一座で踊る時は平成コンビは大人しい舞だよね。コソ練の成果なのかな?←そこまで考えなくてもいい(笑)
そしていい感じで終わり、「初めて合わせたのに!」にそっと「練習しただろ」とツッコむ小平太(笑)なんかこういう小ネタも楽しい。
ただ、ちほ一座を抜ける時に派手な着物を脱いだ小平太の胸にシミがあったのが気になりました。汗かいたと言うより、歯磨きしてうがいする時に失敗したみたいな位置だったので(笑)
ただ、ちほ一座を抜ける時に派手な着物を脱いだ小平太の胸にシミがあったのが気になりました。汗かいたと言うより、歯磨きしてうがいする時に失敗したみたいな位置だったので(笑)
そうそう、初演の初日を見た人の感想で小平太がストーリーテーラーのようで、ってのを見てそう言われれば小平太が説明して進んでいく所もあったけど、再演では減ったかなと。もしくは説明っぽくなくなったかな。
あの4人だから小平太が普通に感じるけど、あの中にいられるってことはやっぱり多少はきかんぼうなんだろうしね。
あと、ちほは白の足袋を履いていて、そこに赤い鼻緒を付けてるので、遠くから見ると草履を履いているように見えました。近くで見ると不思議な感じでした。
糸をテープで固定してるのも見えたかも。
携帯の電源を入れると18:16でした。
さて、秀次にタメ口っぽく話すから又一郎に注意される藤次郎。
「だって秀次様がー」ってだだをこねる辺りが子供っぽくって可愛い。
「よいではないか」と言う秀次もお優しい。
っていうか、藤次郎もその辺の上下関係は分かってるし、利用できるんだね(笑)
行き場をなくした又一郎は弥介の頭を叩く(笑)「なんで?」ってすっとぼけた感じが良かったけど、この回だけ言わなかったのは、なんで?
そうそう、おさなちゃんの打ち掛けと秀次の直衣の柄が同じですね。
色違いだから印象が異なるけど、夫婦だねえ。って何番目だっけ?
小平太を迎えに行って、でも声すらかけられなかった藤次郎。
雨が降って、4人がそれぞれにロザリオを握りしめて佇むシーンが切ないね。
藤次郎と小平太は反対側から出てきて、すれ違って背中合わせで立ち止まるしね。
「雨が降ったら、幸せも降り注ぐって言いますね」と弥介。
そんな弥介とおでこをくっつけてスリスリする藤次郎。あーもう、可愛い以外の言葉が出てこない!!
ところで何故、秀次は切腹のとき関西弁のイントネーションになるんでしょ?
ところで何故、秀次は切腹のとき関西弁のイントネーションになるんでしょ?
1回だったら、思わず出ちゃったかなって思うけど、毎回そうだよね。
「せんちよまる」のせんって千かな?だったら千千代丸で、めっちゃ長生きを願った名前になるね。なのに運命って・・・と思って見ていたけど、仙千代丸かなって漢字変換してて気付きました。
主膳を追いかけられないようにしたあと、与兵衛と足軽も拳を上げて喜びを分かち合っていました。いいよね、うんうん。
少し戻るけど、ちほが舞い始めてからの藤次郎も無の状態だよね。
「せんちよまる」のせんって千かな?だったら千千代丸で、めっちゃ長生きを願った名前になるね。なのに運命って・・・と思って見ていたけど、仙千代丸かなって漢字変換してて気付きました。
主膳を追いかけられないようにしたあと、与兵衛と足軽も拳を上げて喜びを分かち合っていました。いいよね、うんうん。
少し戻るけど、ちほが舞い始めてからの藤次郎も無の状態だよね。
小平太がやってきた時も「おいっ」って肩を叩かれて気付いた感じだったし、演奏するのも「一世一代の笛、吹きならしやがれ」って言うのも、全力を越えたようでした。
この辺は人が入り乱れるから、振動が伝わるどころじゃなくセットも揺れてるのが見えました。坂になってるセットだから怖いだろうな。
この辺は人が入り乱れるから、振動が伝わるどころじゃなくセットも揺れてるのが見えました。坂になってるセットだから怖いだろうな。
異国に出るのをためらう小平太に「19本も弦がある楽器があるんだぞ。見たいと思わないか?」と、大河童のときと同じく目をキラキラさせて言う藤次郎。
なんて無邪気で可愛いんだ!!
「思わない」ってあっさり言われちゃうけどね。(京都楽では「見たいだろ」って振りで首を振るぐらいだった気がする)
又一郎さんとこで作ってもらった衣装を隠すかのようなマント。
my初日だけは上手く全身を隠せてなかったけど、その他は三味線も衣装もきっちり隠れてました。
そして出航!
前向きに終われるから、あの辛いシーンも乗り越えられる。
好きな音楽を好きなように演奏できる幸せが、みんなの笑顔から伝わってくる♪
カーテンコールは挨拶した後、2人が残ってハケ際にグータッチして、ハグしてました。
山本くんから「友達、会社の先輩後輩、一座、あっ家族に桃山よかったよって言ってもらって」と考えてたやろ〜の間違いをしてました(笑)
「京都の人って、東京、遠く感じますが?新幹線という乗り物があります」うん知ってるけどね(汗)
「このまま、みんなで帰ってもらって」関西人も帰るの?東京に?w
原ちゃんは「一曲ごとに拍手もらって」と喜びを噛みしめていたら、「東京ではみんな三味線持ってるんじゃない?」と横から山本くん。あくまでも三味線、笛じゃない(笑)
「京都公演にしか携われないスタッフもいますので、改めてスタッフさんにも拍手」良い子だ〜。
それと「時間がある人は瑞泉寺も行って」実際の空気を感じるって大事だよね。私も近いうちに行きたいです。
副島さんにもと話を振ると「新幹線の時間がある人もいるので、短めに」と流ちょうに話すから違和感(笑)元々、流ちょうな人なんだけどねー。
ちほも「短めに」ということで本当に短めで。近くで見ると涙目かなって。
「京都公演にしか携われないスタッフもいますので、改めてスタッフさんにも拍手」良い子だ〜。
それと「時間がある人は瑞泉寺も行って」実際の空気を感じるって大事だよね。私も近いうちに行きたいです。
副島さんにもと話を振ると「新幹線の時間がある人もいるので、短めに」と流ちょうに話すから違和感(笑)元々、流ちょうな人なんだけどねー。
ちほも「短めに」ということで本当に短めで。近くで見ると涙目かなって。
終盤のちほは誰よりも気持ちの持って行き方がしんどいもんね。
この辺の挨拶は、2回分ぐらいをまとめて書いちゃってます・・・。
「最後に原ちゃんが」って山本くんが振ると「一緒に言おうよ」って、きゃー。原ちゃ〜ん。
「いざや」「傾か〜ん」右手挙げる!
盛り上がったところで、ものすごーい小声で「締めます」と自分に言い聞かすように言って、「ありがとうございました」の先頭を切った山本くん。ちゃんと考えた上で動いてるんだなって思うシーンの1つでした。
2人が残り、ハグするーって所がちゅーっぽくなって、原ちゃんが慌てて山本くんの頭を両手で掴んで遠ざけました(笑)
面白いね。
上手の方にハケる山本くん。
上手の方にハケる山本くん。
三味線掲げて元気よくハケて行きました。
携帯の電源を入れると19:52でした。
そんなに伸びてないですね。
お見送りは後ろの列から順番にご案内でした。でも前の方でも帰りの電車の時間とかがあれば先に入れてくれるように案内もあって、スムーズでした。
1階席後方から階段を降りて、ロビーをくるっと回るといる感じでした。パーティションで囲っているので、一応お見送り列に並ばないとチラッとも見えないようになってました。
最初にいたのは座間さんかな?佐野くんと稽古場からYouTubeやってた人で、ハンディカメラを持ってました。撮ってなかったのは、最初の方に撮ったのか?この後撮るのか?まあ分かりようがないw
佐野くん、奥谷くん、冨岡くん、原ちゃん、山本くんの順でした。
出演者とお客さんの間に会議室の机があり、握手とかハイタッチとかはできない(やろうと思えばできるだろうけど)ようにしてました。が、お手振りはできるので、5人からお手振りはいただきました😋
出演者とお客さんの間に会議室の机があり、握手とかハイタッチとかはできない(やろうと思えばできるだろうけど)ようにしてました。が、お手振りはできるので、5人からお手振りはいただきました😋
順調に、列を止めないように一言だけ声をかけて進んでいたら、前の人が山本くんに長々話しかけてる・・・。
なんで山本くんだけ後頭部なの。。。
とりあえず振り返るのを待って声をかけようとしたところで、いわゆるはがされる私。
ちがーう、私は止まりたいんじゃない。そんな勇気はない(断言)
意地で一言だけ(10文字もないぐらい)言って、お手振りして、お手振りもらった(かな?)気分で帰りました。
改めて時間を確認すると20:09だったけど、前の方の席だったから最後の方だったと思うと早かったですね。
んーちょっと悔しいけど、でも近くで見てもやっぱり可愛い山本くんに震えました。
立ち止まったら座り込みそうな、熱いモノを口に持って行くとほっぺに当たりそうな感じだから左手で右手を押さえるようにして歩きました。(笑)
可愛いよ〜。
毎回お見送られると心臓が持たないけど(汗)
東京公演も全力で傾いてください!!
いっぱいは行かないけど、見に行きます♪
もう終わったから愚痴ですが、2幕はずっと小さな音が聞こえていました。始めは誰かの着うたかなって思ったんだけど、静かなシーンだとよく聞こえるからそうじゃなくてこの舞台の音楽だなって気付いて・・・。そしたらどうも1幕のあれこれがきこえるきがして、なんかもういろんないみできになってしゅうちゅうできませんでした。
なんなんもー。こんなに泣かずに見たのは今回だけやで(`ε´)