昼前に出かけ、比較的スムーズに群馬入り。赤城山の麓はちょうど紅葉の見ごろ。
晩秋の景色を楽しもうという試みは見事に成功した感じだ。
まずは、温泉!中腹にある「滝沢館」へと向かった。
到着したのは15:00前。なんと、他の入浴客は一人もいない。
完全貸切露天風呂状態!
そこで、露天風呂の様子を写真に収めてみた。
防水ケータイ「So902iWP+」が大活躍だ。
内風呂と露天風呂が離れているため、服を着ての移動が必要となるが、入浴料600円でこの風情は最高だ!露天風呂からは紅葉ばかりか、すぐそばを流れる渓流の景色と流音さえも楽しめる。
そして、キャンプ場へ。今回利用したのは、ACN「赤城山オートキャンプ場」のバンガロー。
夜間の気温は7℃。持ち込んだ800Wの電気ストーブではいつまでたっても温まらない。木で出来たバンガローに対しては、完全に役不足だったのだ。
寒中のキャンプでは、バンガローとはいえ石油ストーブが必携だと思い知らされた。
しかし、これも想定内のこと・・・!
室内にてガスコンロを使って鍋を楽しみ始めたら、すっかりポカポカだ。
さらに、夜間は室内でランタンを点す。
ランタンの熱はストーブ以上に強力で、十二分に部屋を暖めることが出来た。
翌朝は晴天。ただし、気温は5℃まで冷え込んでいた。
しかし、これも用意周到。軍事用コートの着込めば、全く以って寒さとは無縁だ。
とはいえ、景色は寒々しい。
キャンプ場内の「もみじ」は程よい色付き。
晩秋の風情を場内で満喫できた。この赤城山キャンプ場、場内にブランコといった子供の遊具もあるし水場もあるし、おまけに樹木もたくさん残されているから、小さい子供のいるファミリーがのんびりと過ごすのには最適だと思った。また、首都圏から極めて近いのもプラスポイントだろう。
そして、冷えた身体を暖めるべく今日は「赤城温泉ホテル」へ。
入浴料は500円とこれまた格安。
露天風呂は非常に小さかったし、内風呂も6名入れば窮屈な大きさしかなかった。
ただ、この日もお客は自分含めて3名のみ。ゆっくりと浸かることができた。
残念なのは、露天風呂がかなりぬるかったこと。おそらく、体温と同じくらいしか湯温がないと思われる。
あとでホームページを見て「源泉掛け流し」を謳っていることに気づいたが、入っているそのときはとにかく「寒い!」というネガティブな印象しかもてなかった。
露天は、加温した方がいいのじゃないかと思う・・・。
やはり加温していない源泉の内風呂も、どちらかというとぬるめ。いつまでも入っていられる温度だった。
これでは、露天で冷えた身体を温めることは出来ない。
ここは素直に、内湯だけ入っているのが正解だろう。
そして、赤城山観光へ。まず到着したのが「小沼」。
誰もいない、閑散とした観光地。気温は、マイナス2℃!!
もはやここは晩秋ではなく、まごうかたなき「冬であった。」
高台より、「覚満淵」「大沼」を望む。
落葉した樹々が弱い冬日に照らされているのが美しい。
その「覚満淵」に降りる。人っ子一人いない。ピンと張り詰めたマイナス2℃の空気。
実に、心が穏やかになる。
最後に、「大沼」の湖岸までランドクルーザー プラドで乗り入れる。
もう数日もすればこの景色も雪に埋もれてゆくのだろう。
キャンプをするにはちょっと寒い季節だけれども、「真冬直前」という極めて情緒ある山の時間をじっくりと味わうことが出来た。
さあ、週末は雪山へ出かける備えを整えるとしよう。
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