乳ガンを患ってからの私

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前職場の先輩パートさん

2019-02-28 15:42:07 | 乳ガン患ってからの日々
パートって、家から近いとか単純な動機で決めるよね?
以前のキャリアとか全然関係ない。
私は、家から見えるぐらい近いところが、たまたま募集してたので、長男が7ヶ月の時から、母親に預けて働いてた。
次女が生まれる前まで。長女生む時は産休にして。
工場の仕事で、蒸気を扱うので、現場にはエアコンなくて、なかなか過酷なところだったけど、パートさんたちは、いい人が多くて約10年頑張った。
今日病院行くバスで、声かけられて振り向くと、前職場の先輩パートさんだった。
「どうしたの?こんな時間に、仕事休み?」と言われ
「うーん、ちょっと病院へ…」
「お母さんまた入院とか?」
「違うねん…」
「旦那さん?」
「ちゃう、私やねん。今から行かなアカンねん。めっちゃ会いたかってん。聞きたい事があって」
「病院って、聞きたい事って、もしかしてアナタって乳ガンとか言う?」
「そう、だから色々聞きたかったけど、そんな時って会われへんよねぇ」って笑った。
先輩パートさんは、私より少し先に仕事辞めてた。母親とあまり年が変わらない人で、私が入る少し前に乳ガン治療をしていたと聞いてた。
だから、自分が乳ガンって言われた時から、先輩パートさんと話がしたかったんだけど、お互いに買い物行くところも、同じなのに時間が合わないのか、この1年近く全く会ってなかった。たまにランチしたり、ずっと交流あったのに(笑)
いつでも会えるから連絡先も交換してなかったから、運しかなかった。
「アナタ、どんな治療してるの、今。私ゆっくり話したいけど、次で降りるのよ」って(笑)
そして、バス停についてしまい、連絡先も聞けないまま降りてしまった。
降りる直前に「私は、ステージ4だったのよ、でも今は元気にしてるから、きっと大丈夫よ。ちゃんと治療しなさいね」はう言ってくれた。
そうだったのかぁって思いながら、バスでちょっと勇気がわいてきた。


寝てしまう(笑)

2019-02-27 17:59:07 | 乳ガン患ってからの日々
今日で、1週間たった。
通院疲れと、少し慣れもあると思うけど、どこででも寝てしまう。
行きのバスは、終点の駅まで行くので安心だけど、終点着いても気付かず寝てて、運転手さんに起こされた(笑)
電車に乗って4駅行くけど、これは寝たら危険なので、空いてても立つようにしてる。
たまに座ると、すぐうとうとしてしまうので、スマホいじって、頑張ってる。
病院で、放射線治療で、ベッドに寝ると最初はマーキングチェックで、2人がかりで書かれるので、起きてるけど、照射が始まると寝てしまう(笑)
「はい、終わりです」の声にハッとする。
帰りは、駅まで歩いてると、風が冷たかったりで、電車の間は起きてられるけど、むたバスに乗ると、発車しないうちから眠りにつく。
何度か目を開けるけど、その度にまだだとわかるとまた寝る。
そして自分が降りるバス停のアナウンスが流れると、自分で降車ボタン押すのに、ほんの少しなのに、寝てるってか、意識ない。寝たつもりない。
バス停について、ギリギリ目が覚めて降りれているけど、いつか乗りすぎてしまいそう。
夜にお風呂で湯船に浸かると、寝てる時あるし、最近は次女と一緒に入るようにして、寝ないようにしてる。
次女と一緒に入ると、マーキング消そうとするので、イヤなんだけどね(笑)
仕事中も、デスクワークの時は、うとうとしてるし、相変わらず…。
ダメだなぁ、気合い入れて行こう‼️

参観日

2019-02-26 22:23:43 | 乳ガン患ってからの日々
月曜日は長女の、火曜日は長男の参観だった。
しかも、2日とも午後だった。
長女は、これからも何回も参観あるけど、小学校生活最後の参観日だから、放射線の看護師に前もって休めるかどうか確認して、火曜日を休みにした。
月曜日は、午前中仕事してから午後放射線に病院に行ったけど、顔見た瞬間に、看護師が「疲れてます?放射線で体調悪いですか?」って聞かれたから
「いや、放射線はなんともないですけど、午前中仕事して、昼ご飯食べてここにきて、帰ったら4時半で、座る間も無く次女のお迎えで、土日は子供の習い事で、1週間の7日間動きっぱなしで、休まる時間は、睡眠しかないけど、6時間寝れたらラッキーな生活やし、ちょっとお疲れかもしれないです。まだあと4週もあるけど、どこまで頑張れるか(笑)」って言うた。
マスクしてても、目に出るみたいで、毎日会ってるとわかるんだろうなぁ。
乳腺外科の看護師だけど、乳ガンの人の予約時間には、放射線科に来てくれるみたいで、心強い。
帰りに「明日お休みしますね」と言ったら
「少しのんびりしてください。長男君を、しっかりみてきてくださいね」って言ってくれて嬉しかった。
そして今日は、午前中仕事は、変わらないけど6時間目が参観だったから、2時半までのんびり出来た。仕事しながら、夕飯の下ごしらえしようとか考えてたのに、実際は学校行くギリギリまで、ぼーっとゲームしたり、SNS読んだりしてた。ご飯食べたあとは、ずっと(笑)
真冬の服とか片付けしたり、やらなきゃいけないことは、あるんだけど休憩が長い(笑)
時間がきて、学校に行き長男のクラスに行った。
いつもは、廊下から見てるだけなんだけど、最後だし教室の中でみた。
1人ずつこの1年で成長したことを発表する授業だった。
長男はダルそうに発表してた(笑)
私が思う長男の、この1年で成長したのは、1人で自転車で隣の市にサッカーの練習や試合に行くようになったこと。応援団の団長とか、人の上に立って人前で何かをやること。
勉強は、嫌いみたいだけど、私の子だから、仕方ない(笑)
人として、常識や礼儀があるだけで、充分だと思う。

長女の試合

2019-02-25 06:11:19 | 乳ガン患ってからの日々
長男と長女の習い事は、サッカーで長男はクラブチームに所属し、長女はスポーツ少年団に所属。日曜日は長女のトレーニングマッチで、同じ市内のグランドに行ってきた。長男は週末ほとんど試合だったけど、もうすぐ卒業なので、もうあんまり試合もない。次の週末に中国地方まで卒業遠征に1泊で行ったら、もうおしまい。なので、昨日はオフだったので家族で観戦。…と言っても、私は役員をしてるので選手のお世話とか、仕事がある。
試合風景の写真を撮ったり、忙しいので次女は旦那と長男に任せて、ママたちとおしゃべりしながら、試合を観戦した。
腕のしびれは、少しましかもしれないけど、元々術後痺れてるから、いつもぐらいに戻ったかな?治療がなくても、毎日じっと出来ない(笑)
倦怠感ありながらも、人と話してるとストレス解消になる。
いつも、私は長女の送迎で、旦那は長男の送迎だから、旦那はほとんど長女のサッカー姿を見てない。長女も、父さんがいてくれるのが、嬉しかったのか、いつもと全然違う(笑)
周りのお母さんたちも、コーチまでもが「長女ちゃんいいねぇ」って言われた(笑)
私じゃダメなのか?って内心凹みながら、頑張ってた長女を見て嬉しかった。

次女運ばれる

2019-02-24 07:13:26 | 乳ガン患ってからの日々
金曜日に、早く帰ってこれたから、次女を保育所迎えに行ってから買い物に行こうって事になって、旦那と一緒に迎えに行った。
2人揃って迎えに行くことなんてないから、次女は喜んでた。
そして、3人で買い物行った。
最近次女も、どこに買い物行ったら何があるってことがわかってきてて、ホームセンターに金魚のエサ買いに入ったら「ワンちゃん見に行く」って言ったので「カートに乗ってね」って、頑張って抱っこしてカートに乗せた。
しばらく2人で犬を見て「可愛いね、こっち向いてくれたよ」とか「こっちには、ねこちゃんいるよ」って。悲劇が起こった…。カートの子供乗せるところから、立ち上がったから「危ないから座って」って言ったのに、座らない。「ちょっと本間に危ないから立ったらアカンて」旦那は、金魚のエサを探しに行ってて、そばにいなかった。
かごを乗せる方に移動して「ワンちゃ〜ん、ねこちゃ〜ん」って「アカンから、座って」そうい言って次女の方に近寄ろうと思った時に、やりました。頭から、飛び込むようにカートから落ちた。すぐに泣いたけど、目の当たりに見たので、かなり焦って瞬間に「ア‼️」って大声で言ってしまったから、旦那が駆けつけた。「どうしたんや、デカい声で」
「カートから、頭から落ちた」って言うと、抱っこして頭見たら右側のまゆの上が、赤くなってた。「大丈夫か?もう立ったらアカンで。痛かったやろ?」少し泣き止んだので、早く用事済ませ帰ろうと、金魚のエサと念のために冷えピタ買って、会計終わったら冷えピタ貼って、隣の食品のスーパーで買い物しようと向かってたら、次女が「おえー」って。とっさに手で嘔吐物を受けた。顔色悪い。「大丈夫?しんどい?」青い顔して、うなずくとまた「おえー」って、今度は旦那が受けた。「とりあえず手を洗いにトイレ」嘔吐の量は少なかったから、2人とも片手だけ汚れてるから、カートと一緒にトイレに行き、手を洗って「ちょっとヤバいから、帰ろう」車に戻って#7119に電話して、症状を話すと救急車呼んでいいレベルだからと言われたので、車で家に向かいながら救急車呼んだ。スーパーから車だと3分ほどで自宅だったから、保険証いるだろうし、帰った。車の中でも嘔吐。もうパニックになりそうだった。
家に着くと、旦那が次女を抱っこしてる間に保険証取りに入り、まもなく救急車がきた。
長女が学童から帰ってくるから、残りたかったけど、学童に電話して急用出来たので、長女には、ばあちゃんの家に帰るようにお願いしますと言って、私は救急車に次女と乗って、旦那は車で病院に行く事になった。救急隊に状況説明して、搬送先を探してもらったけど、2軒拒否されて、搬送先は私が通院してる病院に決まった。次女は救急車の中では嘔吐もなかったけど、救急隊が意識とか確認のために「お名前は?…何歳?」など話しかけても、答えず(笑)
まゆの上は、最初より赤く腫れてきたけど、嘔吐ですっきりしたのか、少し顔色戻ってた。初めて乗った救急車だったし、不安だったのかずっと無言の次女。
本当に体調悪いのかどうなのか、私にもわからない。
ストレッチャーには、乗らず私の膝の上で抱っこで、到着した。
すぐに問診始まって、救急隊も帰ったけど、夕方の帰宅ラッシュアワーで渋滞にはまってるらしい旦那は、来ない。救急車の中で検温したら36.7だったのに、病院で検温したら37.5になってて、それだけで私は不安だった。
救急車の乗り降りも、次女を抱っこしたので、右腕は軽い痙攣してたけど、そんな事言ってられない。診察室に入り、聴診器当てたり、喉みたり、目の動きみたり、触診されても、あまり反応しない。元々、風邪とかで病院行っても診察の時に泣かないので、どんな感じなのかよくわからなかった。
先生は「今は、顔色も赤みさしてきてますけど、念のためにCT撮りましょうか?CTは被爆するので、小児は避けたいですが、やはり頭を打撲して嘔吐なので受けていいレベルだと思います」旦那も到着して、そこだけ話を聞いたから「じゃあ、お願いします」ってCT撮ることに。
でも、そこから一時間過ぎても、呼ばれない。次女も待合室でチョロチョロ動くようになった。「痛くないの?じっとしてへんかったら、またおえーってなるで」というまでになってた。嘔吐を繰り返したので、喉かわいてるようなので、看護師に水分とらせていいか確認して水ならいいと許可をもらって、少し飲ませた。「美味しい」ってゴクゴク飲んだ。ちょっと安心した。その時には、私の右腕は痺れて、半分感覚なくて、痙攣したままだったけど、次女が笑顔戻ったから、本当に嬉しかった。
一時間半過ぎてやっと呼ばれた。当直の脳外科の先生とCTをチェックしたので、大変お待たせしましたと言われて、今のところ脳にも骨にも異常なさそうです。でも、出来るだけ週末は、ゆっくり過ごして少しでも変化あれば、すぐに来て下さいと言われてやっと帰宅した。帰りの車でまた嘔吐を1度したから、戻るか悩んだけど、次女が「もう大丈夫。お腹減った」と言ったので、2才児の言う事を信じて、帰宅した。
長男にも習い事終わったと連絡来たときに、ばあちゃんところに帰るように、言ったので、2人を迎えに実家に行き、ばあちゃんに報告して、赤みの戻った次女の顔見せてみんなで帰宅した。
次女はお腹減ったと言うだけあって、帰りに買ったコンビニのおにぎりを、1個ペロッと食べた。また嘔吐がないか心配したけど、夜も11時過ぎてたので、そのまま寝てしまった。
私は、風呂で腕を温めてしばらくリハビリのように腕を上げ下げして、とりあえず出た。痙攣はおさまったけど、ダルさと痺れてがかなりあって、夜もなかなか寝れなかった。
でも、本当に大事に至らなくて良かった。