1992年4月25日に、26歳で死去した歌手・尾崎豊。十七回忌を迎えました。毎年、この日の夜は尾崎豊の音楽を聴きながらお酒を飲むことに決めています。ただ一人グラスを傾け、映像や歌詞、音楽を通して、尾崎が何を言いたかったのか、何を伝えたかったのか、自分は何をすべきなのかを考える時間。亡くなってしまった今、本人から直接聞き出すことは出来ないけど、残したメッセージから感じ取れることもできます。
OZAKI・18ソニー・ミュージックレコーズこのアイテムの詳細を見る |
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このDVDは、尾崎豊が1984年3月15日に新宿ルイードにて行なったファーストライブ映像のDVD化作品。卒業間際の高校を自主退学し、卒業式の同日にデビューライブ。卒業って一体何なんだという疑問。卒業式の当日にデビューライブを行うという学校に対しての想い、こだわりがこめられている感じがします。
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I LOVE YOU、OH MY LITTLE GIRL、僕が僕であるために、Forget-me-not、卒業などさまざまな曲を聴かせてくれた尾崎豊。没後16年経った今でも心に響いてきます。
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ここは、東京の渋谷駅東口から歩いて10分位のところに、クロスタワー(当時は東邦生命ビル)があります。尾崎豊は、ここから眺める、渋谷の風景が好きだったといわれています。通っていた高校が近くにあり、下校の途中に夕日を眺め、歌詞を思い浮かべていたのかも知れません。その眺めた場所には現在「記念のプレート」があります。私も東京に行った際は時間を見つけ立ち寄っています。同じようなファンの人たちのメッセージが書き残されています。
『何かにこだわりを持ち、既成概念にとらわれず、ただ追求する』という考えは、尾崎から学んだような気がします。自分が何を考え、何を伝えたいのかをしっかりと頭に浮かべ、生活していきたい。と考え悩む日々です。