いつも散歩に利用している波佐見町の遊歩道。
3月末〜4月上旬には桜並木が楽しめる赤いアスファルトの歩道です。
脇に植えてある紫陽花がだいぶ咲いてきましたよ
「ホンアジサイ」・・・手まりのように丸く、ボリュームのあるシェイプが特徴的で、ヨーロッパで改良された園芸品種のセイヨウアジサイと区別するために「ホンアジサイ」と名付けられました。
紫陽花といえばこの種類を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
「ホンアジサイ」と並んでアジサイの代表種とされるのが「ガクアジサイ」です。
ガクアジサイは雄しべと雌しべを持つ両性花で、花の中心に蕾のような花が集合しており、その外側にはガク(葉っぱが変化した花を守る部分)が大きな花びらのようについています。
アジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいて、青色やピンク色が発色するようです。
その姿が額縁のように見えることから「ガクアジサイ」と呼ばれるようになりました。このガクアジサイだけでも70種類以上あるといわれています。
アジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいて、青色やピンク色が発色するようです。
青色は、土中のアルミニウムが吸収され、色素と結合して発色します。逆に、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色が発色します。アルミニウムは酸性土壌でよく溶け、アルカリ土壌では溶けません。
土を酸性にすれば青花になり、中性~弱アルカリ性の土壌ではピンクの花になります。
中には土壌に関係なく両方の色にきれいに発色する品種もありますが、ほとんどは青花系品種を中性~弱アルカリ性に近い土に植えてしまうと、赤みを帯びた紫色になります。また、ピンク花系品種は、酸性土壌に植えてしまうと、青みを帯びた紫色になります。
白花系は色素を持たない品種なので、酸性・アルカリ性どちらの土でも構わないとのこと。
これは一つの株だったけど、いろんな色の紫陽花が咲いてました
土壌の工夫の仕方で色々とできるんだなあっと