=MAG2の記事から=
ゆとり世代からさと世代
ゆとり教育の期間中に学校教育を受けた世代は
だいたい1987年4月2日生まれから2004年4月1日生まれ。
「さとり」は、このゆとりとうまい具合に時期を同じくしながら新しく進化していった世代のことだ。
さとり君らの特徴としては、あまり熱くなる事が少なく、
とても現実的な考えを持っている、若者なのに大人というキャラの持ち主。
己の欲や執着を捨て去っている、
いわば「さとりを開いた者」のように見える事から
「さとり世代」というネーミングになったようだ。
もう少し詳しく彼らの性格を見ていくと、主に、
失敗を恐れる、
打たれ弱い、
現実的で夢を見ない、
ルールは順守する
などが特徴としてよく挙げられる。
もーっと突っ込んでいうと、
1.スポーツや旅行、アルコール、車やブランド服などには興味がない
2.結果のわかってることに手を出さない
3.欲がなく、ほどほどで満足する
4.節約志向で無駄遣いはしないが、趣味にはお金を惜しまない
5.無駄な消費は極力拒否し、平穏でそこそこ幸せな生活を好む
6.目立つことをよしとせず、事なかれ主義者が多い
7.親にあまり反抗せず、親子関係が良好である
特に最後の「親」の件。
彼らは特に母親に対して優しく接し、親しい関係にある場合が多い。
一緒に買い物に行ったり、食事に行ったり、コンサートに行ったり。
少し昔なら「マザコン」と周りに思われるとの危機感から、
息子は年頃になると母親と行動を共にしない事が
当たり前だったはずだが、なぜ「さとり世代」の若者と
その母親はこんなに仲が良いんだろうか。
理由としては第一に、母親の見た目が昔に比べると若々しくおしゃれなので、
一緒にいても違和感がないという事が考えられる。
更に、今の若者の母親たちはハツラツとしていて気持ちも若いゆえ、
息子をどこへでも連れて歩きたがる。
さとり世代の息子としても、親との行動ならばお金も掛からないし、
一緒にいても恥ずかしくない親なら「行ってもいいかな」となるのではないだろうか。
また、この世代には反抗期というものがあまり無く、
昨日と同じ日常を望む姿勢が強いゆえ、
子供の頃の日常のままのスタンスで大人になってしまった
という可能性も考えられる。
彼らは小さな規模での生活を望んでおり、
そのために無駄な物(人間関係も含む)をなるべく持たない、
という事を重要視しているんだろう
まったく。。。家の息子に当てはまる。。。