幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

最後の贅沢、若竹パフェ

2014-11-07 | 冷たいもの
博多リバレインのイニミニマニモ地下二階。呪文みたいな施設にある。
福岡から去る日の前、荷物搬出を終えたその足で、向かった。
岩田屋にもあるが、そこはいつも混んでいるので、こちらへ。

平日午後二時ごろ。落ち着いた店内に客はいない。挑むは、若竹パフェ。
メニュー表を開くこともなく、席に座る前に、注文する。
開いたら迷ってしまうことがわかっているので、見ない。もう振り返らない。

どうぞと出されたそれに、しばし魅入る。
この完成された、立ち姿。甘味どころのパフェの理想形そのものだ。
生クリームにささっている金鍔を見ただけで、頬が緩む。
食べ進めると色々なものが出てきて、非常に楽しい。苦手な白玉も楽しい。

やがて入ってきた熟女3人組は、ぜんざいを注文していた。
心惹かれると困るので、見ない。これが最後の晩餐になった。
福岡は、まだ暖かいのだろうか。寒さに震えながら、札幌でこれを書いている。

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