ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

日本のワイン特集VOL.2

2011年11月15日 | ワイン
松永先生のワイン会

テーマは日本。松永先生のワイン会では日本は2回目です。

日本も甲州、マスカット・ベーリーAという代表的なぶどう品種があり、欧州種もポテンシャルが上ってきたようです。



ドメーヌQ スパークリングQ ピノ・ノワール
【生産地域】山梨県
【生産者】株式会社ドメーヌ久
【ぶどう品種】ピノ・ノワール
【収穫年】2008年

今夜は少し遅れてしまい、ちょうどワインが配られたところでした。何だと思う?と聞かれ、外観だけ見て‘マスカット・ベーリーA’と答えましたが、香りと味わいはピノ・ノワール。ところがこのワイン、なんとスパークリング・ワイン!驚き!
外観は発砲しているように見えないし、泡ののシュワシュワ感がなくて、切れのいいピノ・ノワールという感じでした。
オーナー久保寺氏の「久」と品質Qualityの「Q」から「ドメーヌQ(久)」と名づけられたそうです。

グレイス甲州 茅ケ岳
【生産地域】山梨県茅ケ岳山麓
【生産者】中央葡萄酒株式会社
【ぶどう品種】甲州
【収穫年】2010年

甲州と言えば勝沼が有名ですが、茅ケ岳山麓も日照量、昼夜の寒暖差、水はけの良さなどに恵まれたぶどうの栽培地域だそうです。
シュール・リー製法をしているのもあり、イースト香が感じられました。すっきりとした酸味のあるフレッシュな味わいでした。
勝沼産とは違った味わいのようですが、飲み比べてみるとわかるのかしら。

マンズワイン ソラリス小諸シャルドネ
【生産地域】長野県小諸市
【生産者】マンズワイン株式会社
【ぶどう品種】シャルドネ
【収穫年】2009年

小諸も標高650mあり、葡萄栽培地域の1つです。
SOLARIS(ソラリス)はラテン語で太陽を意味し、マンズワイン(キッコーマン)のプレミアム・シリーズです。ソラリスの信濃リースリングは評価が高いようです。
樽の香りがして、ふくよかな味わい、まさにシャルドネ。余韻はやはり短いですね。



グレイス 茅ケ岳
【生産地域】山梨県茅ケ岳山麓
【生産者】中央葡萄酒株式会社
【ぶどう品種】カベルネ・ソーヴィニヨン、マスカット・ベーリーA、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロ
【収穫年】2010年

品種からみるとボルドースタイルですが、マスカット・ベーリーAも入っています。赤いベリー、チェリーやプラムの香り、酸が強くて、タンニンがおだやか、ピーマンのような青い野菜系の香りがしますので、カベルネ・フランのせいかと思いました。

丹波ワイン 鳥居野 ピノ・ノワール
【生産地域】京都府丹波町
【生産者】丹波ワイン株式会社
【ぶどう品種】ピノ・ノワール
【収穫年】2009年

丹波も昼夜の気温差が大きいところです。鳥居野農園で栽培されたピノ・ノワールを100%使用し、ヨーロッパ産の樽で熟成され、2000本と限定生産された希少なワインだそうです。

今年は日本のワインをいただく機会が何度かありました。日本にいながら今まで日本のワインのことを知らなかった、知ろうともしなかったから、今年は美味しい日本のワインに出会え嬉しかったです。これからもすばらしいワインがたくさん出てくることを期待しています。

松永先生、皆さま、有難うございました!

この記事についてブログを書く
« ペルージュ | トップ | ルロワの会 »