カナダにいらっしゃい!

カナダ留学・クリティカルシンキング専門家。Canadian Prairie/EcoCabin在住。 

My EcoCabin Canada(Nov.16, 2021)-BCからアルバータに行く道が寸断された!

2021-11-18 08:41:54 | カナダ留学

(カナダ・アルバータ大平原に創造する小さなエコキャビンProject。日本で頑張る若い頭脳を元気に!と、何もない大地から一歩づつ完成して行く過程を実況レポートします。) 

Nomadになってやる!とやって来たカナダ移住6年目に出会ったEcoCabin。
Canadian Prairieに作ります。
 

アルバータ大平原に購入した2600坪の土地にEcoCabinを建てるために、地元Kneehill Countyに今度は”Building Permit”を申請

数え切れない程の書類を提出し待つこと2週間。

 

最初の計画では10月中には許可が出て、基礎工事だけを終える予定。

しかし。

カナダですから(そうなんです、すべて計画通りにはいかない国です、ははは)遅れに遅れて(理由は山程ありますが、まぁ、カナダですから仕方ないです)。

結局11月にずれ込みましたが許可が出ました!

でも、恐ろしく寒くなってしまいました。

 

寒くなると言っても、そのレベルは想像外。

地面が凍結を始め、来年4月までは何も出来なくなります。

建設会社の人は冬はルンルンのVacationかも

大雪警報まで出たアルバータなので、基礎工事は春まで待つのが安全策だとしました。

あ〜〜〜〜 ものすごく残念ですが。

 

で、春一番に工事が始められるよう、Cabinが立つ場所に藁を敷き詰めておくようアドバイスされた建設素人私達。

は? 藁? ふむ。

 

Cabinの隣人(かなり距離はありますが)であるバイクギャングみたいなやさしいオジサンに聞いてみると、知り合いの農家に藁を手配してくれました。 やった!

そして、昨日その藁がうちの土地に届く予定になってました。

それに合わせて、また12時間のドライブを耐えて、明日からRobertと二人で藁をきれいに広げに行く予定で。。いた。。の。。ですが。

 

温暖化異常気象を、まるでホラー映画のように全力で経験中のカナダの自然が立ちふさがりました。

この夏は熱波に襲われたくさんの人が亡くなったBC州。

北の国カナダがなんと気温50度近くになった熱波は異常でした。

で、この11月は空が裂けたのかと思うほどの雨が何日もざ〜ざ〜と続き、私の家の周りの道にも水が。

その結果2日前にはアルバータ州に抜けるHighway#1(カナダの西から東の端まで続いているハイウェイ)の至るところで土砂崩れ。

ハイウェイも冠水でまたまた至るところで通行止め。

一番ひどい場所は、ちょうどFraser Valleyという肥沃な農業地帯から、いよいよBC州の高い山合にはいるハイウェイの2箇所で地球の終わりかという規模の山が崩れました。

ハイウェイはえぐり取られ、通過中の車が押し流され、その2箇所の間をたまたま走行中の200名以上の人たちが動けなくなりました。

救援も来ないまま、いつ側の山に飲み込まれるかと恐れながら、水も食料もない夜を明かしたそうです。

現在はその人達はみなヘリコプターで救助されましたが(犬や猫もみ〜んな一緒に救助されました。これはさすがのカナダです。)、ハイウェイのこの部分は一体いつ復旧するのか全く予想不可だそうです。

 

雨はやっと昨日あがりましたけど、悪いことに今度は雨が上がった後急激に温度が下がり大雪。

BC州内の多数の箇所で、幹線ハイウェイが寸断されたままです。

「地球の終わりに人間が逃げ惑う映画」みたいです。

そうだ!

Highway#1ではないちょっと南に抜ける道はどうかと、ドキドキしながらGoogle Mapしてみたら。

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カナダ国内の道ではアルバータには行けないよ〜と。

アメリカを周れとこんな酷い提案をGoogleさんがしてくれました。

赤い通行止めマークがおどろおどろしいマップです。

 

EcoCabinの土地はある!

Cabinの資材もある!

後はこの土地で地元の建設おじさんたちが組み立ててくれる。

でも、その前にCabinの基礎工事をしなくちゃ、で、今。

人間が好き勝手をして来たツケを払わされてる気分です。

でも、地球が叫んでいる声を聞きながら、「わかってるよ」と地球に語りかけながら、めげずに進みます。

地球を守り、自然と共存するために作るEcoCabinですから。

 

みなさん、Global Warmingはとうとう取り返しがつかないところまで来てしまいました。

カナダでは、この異常気象がこれからは普通になると言われています。

 

広大な自然を持つカナダだからこそ、周りにはいつも広い広い自然があるからこそ、鬼気迫る温暖化にさらされています。

地球のうめき声が、「私達の未来をどうしてくれるんだ!」と、若者の怒りの声が聞こえるような異常な雨と、洪水と。

カナダの若者たちは自然が壊れていくのを見て、「子供は作れない。こんな地球には命を送り出せない。」と思い始めているとCBCが報道していました。

 

カナダが「地球を守る行動」にマジで真剣になった年2021年。

私たちのEcoCabinも突風と大雨と大雪の中、前に前に進み続けます。

私に出来る限りのことをして、若者の未来を助けたいと思います。

カナダのEcoCabinにいらっしゃい!(頑張ります!)

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