カナダにいらっしゃい!

Bilingual教育/Essay指導専門家。カナダ留学の穴に落ちた日本人救出中。カナダ大平原エコキャビン在住。

変わり行くカナダ - 不利な影響を受ける留学事情

2025-02-23 08:32:57 | カナダ留学

Canada is Changing, and this may Affect International Students  【by Robert McMillan】

アメリカが選んでしまったリーダーのせいで、カナダは今この国がなぜ存在するのかを熟考せざるを得ない自体となっています。

その結果、予想されるカナダの大変化は、確実に留学生を直撃すると思います。

日本からカナダを眺めて心配している方のために、様々なMediaからの情報をまとめました。

 

トランプが繰り返しこう言っていることはご存知ですよね。

 

「カナダはアメリカの51番目の州になるべきだ。」と。(AP)

経済的な締め付けを続け、カナダがアメリカに屈しないといけない状況を作るんだそうです。(Global News)

もちろん、あの悪名高い「関税」を武器に。

「関税」により、すでにカナダへの投資がどんどん減っているのが現状です。(CBC)

カナダをアメリカに従えたら、カナダの首相を「州知事」と呼ぶんだとトランプが豪語しています。 (CBC)

 

トランプがカナダを欲しがっているのには理由があります。

まず、カナダにふんだんにある水がほしい。

カナダを「大きな蛇口」とまで呼んでいます。 (Water Education Foundation)

 

次に狙っているのが、カナダを併合することで、カナダに埋まっている世界でも貴重な鉱物を安々手に入れることが出来ること。(Financial Post)

 

カナダには弱みがありますからね、そこにつけこまれています。

貿易はアメリカ頼み。

輸出の77%はアメリカ行きで、2023年にはカナダのGDPの19%相当です。(Scotia Bank)

 

もちろん、カナダ人はアメリカ併合などには圧倒的に反対です。

なぜか15%は賛成だそうです。(誰や一体?!)(YouGov)

今ではスポーツイベントでのアメリカ国歌にカナダ人からのブーイングが起こっています。

(私もしますよ、絶対。)

 

アメリカ人の大多数もカナダを併合することには反対です。

でも僅差ですけどね。42% oppose 36% in favour。

 

反対しているアメリカ人の理由は:

カナダは人口が少ないので選挙に大して役には立たないし、トランプ取り巻き組【共和党】はカナダ人が絶対共和党になど投票しないことを知っているからです。

つまり、カナダを併合してしまうと選挙に負ける!

 

 

嫌な時代ですね。

そして、もっと嫌なことには、今後の成り行きは間違いなくカナダにいる日本人留学生に大きなマイナスをもたらしてしまいます。

 

ではここからは留学生への深刻な影響について。

 

アメリカからの「経済の暴力」が一体どのようにカナダにいる日本からの留学生に悪い影響を与えるのか?

 

アメリカの「関税」はカナダ経済を破壊的状況に追いやります。

輸入が止まります。

仕事がなくなります。

 

ホストファミリーのほとんどは、収入のために留学生を受け入れているのが今のカナダということはご存知ですよね。

これは1990年代のカナダの景気低迷からずっと続いていることです。

 

カナダの学校が自分たちの学校運営資金のために、ますます多くの留学生を簡単に受け入れ始めたのもこの時期です。

留学生の質などお構いなし、見境なく誰でも、です、学費さえ払えば。

それが未だに続いているのが「カナダ高校留学の実態」です。

 

たくさんの留学生を入れすぎた学校はホスト不足に困るようになりました。

「留学生は儲かる」という噂が飛び交い始めました。

 

「儲かる留学生」の中でも日本人はほとんど文句を言わない「理想の客」となりました。

これを最初に目撃したのがthe Langley School District in BCです。

ほらね、今のLangleyの留学生の質を見るとよくおわかりだと思います。

 

さぁ、トランプの影響に戻ります。

 

このように留学生のお金に頼って生活しているホストファミリーは、ますます留学生を手放したくなくなります。

カナダの経済がズタズタになることで、収入が減ったり、収入がなくなったり、仕事を失ったりするからです。

 

これによって引き起こされることは:

もっと多くの留学生を受け入れる(複数の生徒をおくホストが増える)

課外活動などへの送り迎えはなくなる(今やっているとしたら。やってくれないホストも多いはず。)

食事の質・量・種類が減る

Langleyでは1990年代にすでにこんなことが起こってました

 

じゃ、留学生はどうしたらいいでしょう?

 

これが鍵です:

ホストをカナダの家族とは思い込まないこと

ホームステイはビジネスだと割り切ること、そうすればホストのやること(いや、やってくれないこと)にも腹が立たなくなるかも

 

日本の親は頻繁に子供と連絡を取り合うこと

十分な食事がなく、自分で外から食べるものを買っていた留学生、親には何も言ってなかったケースも多く見聞きしました。

いつでも使える連絡方法を確保しておくこと

 

もし、留学している子供が問題に直面したら:

カナダクラブメンバーの皆さんは、私たちにすぐ連絡下さい。

いつでも適切なアドバイスをします

学校、ホスト、ホストの団体などと効果的に話合うヘルプを提供しています

カナダクラブメンバーではない方

まずエージェントとの契約を確認して下さい

エージェントとの契約書に書いてあったり、あるいは口頭で「こんなサポートをしますよ。」と言われたにもかかわらず、何も行動してくれない場合は「契約不履行」ですので、証拠を集めておくこと

エージェント、学校またはホームステイ団体にコンタクトすること

注意!エージェント、学校、ホームステイ団体とは常に惰性で動く人たちですからすぐに動いてくれる、留学生のために動いてくれることは稀で、こんな態度を取ります。

変化には気乗りせず

ホストに不満を持って行くことにも気乗りせず

逆に留学生が悪いと決めつけます

 

留学している子供を守るには、親が立ち上がること。

親からの強い、効果的な声があるぞと、常にエージェントや学校に示していること。

カナダクラブメンバーには、私達が「代弁する支持者」としてヘルプすることも可能です。

相当強力で効果的なヘルプです。

 

 

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How can we help?

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