ネットの留学相談コーナーには「井のなかのかわず」をそのまま表す質問が並んでいます。
「留学先で人気なカナダの大学を具体的に教えて下さい。」
で。
あなたにはカナダの人気大学にパスする学力がありますか?
例えば、人気のUniversity of Toronto. University of British Columbiaなどで学ぶのは、ここカナダの高校でもトップクラスで優秀であった高校生です。
生まれた時からカナダで英語でクリティカルシンキングの中で育ち、自分の考えをいかに論理的に発展させるか、自分だけのユニークな能力を伸ばすには何を大学で学べばいいかを知り、英語クリティカル運用力が非常に高いカナダの17歳・18歳と同等の能力がある場合にのみ出来る質問です。
「人気なカナダの大学はどこですか?」
日本で、例えば高校の成績もままならない生徒が、「東大に行くにはどうしたらいいですか?」と聞いているのと同じですね。
「無理です。」と受験さえさせてもらえませんよね。
日本の高校でトップクラスの成績さえ取れていない高校生が、「カナダの大学留学」を目指すのも全く同等の無知で無謀な夢です。
こんな質問も多いです。
「高校を卒業したらカナダに留学したいです。留学までにどれだけの英語力を付ければいいですか?」
答えは上に書いたのと同じ。
「生まれた時からカナダで英語でクリティカルシンキングの中で育ち、自分の考えをいかに論理的に発展させるか、自分だけのユニークな能力を伸ばすには何を大学で学べばいいかを知り、英語クリティカルシンキング思考法運用力が非常に高いカナダの17歳・18歳と同等の能力」が必要です。
また、言語運用能力よりももっと重要なのが「自分で考える能力」です。
日本の教育下の生徒は、残念ながら自分で考える訓練を全く受けていません。
社会もそれを支えていません。
それでも自分でクリティカルシンキングを使い、論理的・客観的・科学的・批判的な考えが出来る力、これがカナダ大学留学には必須です。
じゃ、今度はカナダの優秀な高校生たちが何を基準に進学先大学を決めていくのかを見てみましょう。
日本の高校で頑張り、カナダ大学留学を目指すみなさんにも大いに役に立つと思います。
自分にぴったりのカナダの大学を見つけるには?
What Do I Want
「自分が何を学びたいのか、そしてそれはなぜなのか」で決めること。
もちろん、進学先大学は、自分が学びたいコース、そのコースを取り巻く環境が整っていること。
⚠️日本でよく言う「就職に有利だから」な〜んて理由で選んだら後で大きな後悔しますよ。
自分が他の人より優れている分野の専門家を目指すこと。 それが社会の需要にぴったり当てはまります。
「とりあえず。。」「なんとなく。。」も通用しません。
自分が学びたいパッションのあるプログラムを持つ大学を選ぶこと。
さぁ、それで数校に絞った後は、
大学選びにあたり、自分にとって重要なことをリストアップすることから。
ウェブサイトをいくら眺めても情報量が多すぎで迷ってしまうだけ。
世界ランキング?
カナダでの評判?
都市に住みたい、それとも田舎?
フランス語圏に行きたい?
リサーチ研究者になるのにベストなところ?
などなど、リストは長〜くなって行きます。
How do I know if a school has what I want?
作ったリストに見合う大学をどう探そうか?
“PLACE”が鍵
P:Passion その大学や環境にパッションを感じるかどうか。
L:Location 場所
カナダは大きな国です。州が違うだけで制度も法律も人も異なります。自分に合うかどうかは一度訪ねてみることです。
A:Academics 学問
専攻を変えることが簡単かはかなり大きな要因です。 教授の特性も気になります。 成績もなかなか良いスコアを付けてくれない大学も多いですよ。
C:Circumstance 環境
学生へのサポートはありますか? 問題が起こった際にどこまで学生を守ってくれるかも大切。
E:Experience 経験
Coopやボランティアプログラムを提供していますか? これら経験は就職に重要です。
例えば、Commerce専攻を希望する学生はベストと言われるQueen”sを選びたがりますが、結局Co-opプログラムの創始大学でもあるWoterlooに落ち着く学生が多いです。
トップ大学より、実社会での経験を求めるということです。
Who can help me decide?
使えるネットワークは全部使うこと。
高校のカウンセラー、友人、家族など。
特に学生自身のゴール、これまでの学習背景、パッションを持つ興味などを理解してくれる人からのアドバイスは大切。
カナダに知り合いのない留学生には非常に困るこのプロセスに大活躍しているのがカナダクラブです。
普段からの指導を通じ、学生本人のことをよく知るカナダクラブからのアドバイスは強力な味方になります。
Which is better for me: a big or small school?
リサーチで世界的ランクの高い大規模大学か、それとも、こじんまりした大学か。
カナダの大学には日本のようなランキングは存在しませんので、あくまでも自分が学びたい分野と、自分の学び方に最適な大学を選んで下さい。
What if I make the wrong choice?
「しまった!間違った!」と思ったら?
結局出願したトップクラスのプログラムに合格しなかった。。。
入ったプログラムが思っていたものではなかった。。。
大丈夫。 カナダは他の大学の同じ分野のプログラムに移籍することが可能な場合が多いです。
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カナダの大学制度は、日本からは想像も出来ないほど自由度が高いです。
まず大学の決まりありきではなく、個々の学生にいかに合わせるかを優先しているからです。
「ここは違う。」「やっぱりあの大学で学位を。」と思えば、進路変更は簡単です。
日本のように入学試験を受けて入り直しなどはありません。
単に編入願いを出し、移動するだけです。
なぜ、そんなに自由度が高い?
“Every experience is a learning opportunity.”
これがカナダの大学の基本的考え方だからです。
ただし、カナダの大学は日本からは想像も出来ないほど難しいです。
編入にも良い成績が絶対必要。
さぁ、あなたは日本の高校で頑張りましたか?
じゃ、カナダの大学に案内しましょう。
カナダクラブの門を叩いて下さい。
カナダにいらっしゃい!
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