起立性調節障害は
自律神経の不調によっておきます
小学校高学年から中学生に多く
第二次性徴の時に起きやすい病気です
起き上がったときに
脳へいく血流量が少なくなってしまうのが原因です
起き上がった時に
血液は重力の影響で足の方へいきやすくなり
血管は拡張し、血圧が下がります
本来なら交感神経が働き
血管が収縮し血圧を保ちます
起立性調節障害の子は
この働きが作動せず
末梢血管交感神経が低下したままになってしまい
様々な症状がでてしまいます
小学生の約5%、中学生の約10%
不登校のうち約3割は起立性調節障害によって
学校へ行けなくなっています
起立性調節障害はタイプが7つに分けられ
・起立直後性低血圧
・体位性頻脈症候群
・血管迷走性失神
・遷延性起立性低血圧
・起立性脳循環不全型
・高反応型
・起立性高血圧型
どれも重症になると
日常生活に支障をきたし
大人になっても症状が残ることがあります
怠けているように見えることもあるかもしれませんが
本人にとっては辛い症状が出ています
本人の意志だけで治る病気でもありません
家族の協力が必要不可欠です
症状が軽いうちに
早めに対処することで
元の生活に戻れる可能性は高くなります
気になることがあれば
いつでもお気軽にご相談お待ちしております
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まえだ鍼灸院
神戸市中央区楠町6丁目2-13
小田垣ビル1F
TEL:078-977-7188
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