路地裏の歩き方

散歩ライター、増田剛己が散歩の裏技などを紹介。路地裏のちょっと怪しいところをのぞいてみましょう。

2009年09月12日 | Weblog
ネットであれこれ検索しているときに
クロフツの「樽」という小説が出てきた。うわぁ、懐かしいなぁ。高校生の頃に読んだよ。これって古典推理小説の名作だったはず。で、どんな話だったっけと思い出そうとしても、樽に死体が入っていたことは思い出せても、ストーリーなどはまったく思い出せない。
なんだか悔しい。そこで、図書館で借りてきた。少し読めば思い出すだろうと思ったのだ。
ところがどうだろう、冒頭から、あれぇ、こうだっけ、こんな話だっけということで、なんだか新鮮に最後まで読んでしまった。
高校か中学か忘れたが、とにかくこの本は自分の本棚にあったはず。本棚にはあったが、読んでいなかったのだろうか。
自分自身のミステリーになってしまった。
写真は北尾トロからもらった自家栽培のゴーヤ。