トーラ 私達にはフレンチブルドッグの理想があって
その理想またそれに近い犬にも当然会った事も見た事もないものでした
想像の世界で作り続けていた一つの形や性格は 紳士で武士道を重んじた犬格を持った等など
園長は夢の様な事を常に言い続けていました
我家で誕生する私達の理想とするフレンチブルドッグを作出する為の候補選びは熱をおび
犬関係に限らずさまざまな人脈やルートを使いながら小次郎のお嫁さんを探していたさなかに
一つの連絡がありました 私達の希望どうり 数年に渡る嫁探しの苦労は一本の電話で
結論が出ました 望み通りの血統の仔犬が誕生したのです
それが桂里で小次郎のイイナズケとなり 赤ちゃんの時から函館で
小次郎と生活を共にしていたんです
数年が経ち 立派な女性犬となった桂里は生涯でただ1度の交配(人工授精)でただ1頭だけ
の子供を授かりました その子がトーラなんです
私を母親と思ってもらいたくて桂里(ケリー)と名づけ
タイガーブリンドルの桂里を忘れないために 虎(トーラ)と名づけました
青年を過ぎて成年に成った頃の小次郎です おじい様おばあ様達はアメリカでCH
日本に来てもCHで5代祖まで総ての親戚が私達が考える問題無しだったので
誕生から40日しか経っていない赤ちゃんだった小次郎を育てたんです
小次郎の血統を大切に守りながら さらに理想となるフレンチブルドッグ像を
夢みながらすでにお嫁さん探しを薦めていましたが
なかなかピッタリ気にいる血統が見つけられず高望みし過ぎなように考えてしまいました
何といっても今まで見た事の無い型と性格なので 話しだけ 絵に書く事もできず
数年の月日が流れても この思いはさらに強いものとなっていたんです
知人よりの電話で気にしていた交配は成功して赤ちゃんが誕生しているらしい
速く連絡してみてはどうか とのことで慌てて連絡しました
勿論私共の目的もお話して 出産は1度だけしか計画していない事も伝えました
返事は2日程後にきて 小次郎のお嫁さんとして30日過ぎた赤ちゃんの
ケリーが函館に来たのです
24時間私と一緒の行動で昼は服の中にお座りや抱きつく事が出来るように
ポケットを作り寝る時には潰す事がないように気を使いました
そのケリーがいよいよ子供を作る為の体が立派に出来上がった頃
園長も何時もとは気合いの入れ方が異常で総ての事にピリピリしていて
ため息をついては 医学書を読み返したり様々な器具の点検をしたりの毎日
色々な事がありましたが 妊娠 出産 幼犬生活を順調に過ごしてくれたのです
小次郎誕生から約20年になりますが長い月日のように感じます
目標はクリアーできたと私達は満足ですが
理想は日1日と変わり高まっていくものですから 後続の皆さんは
さらに上を想像しながら 誰からも喜ばれるフレンチブルドッグを作出して下さいね
犬と面会した時には眼から読み取るものを多くして下さい
感情や理性が読み取れます そして今何を望んでいるか 何が嫌なのか
静かに向い合い互いの眼を見合うだけで見えてきます
号令や命令は小さな声でも 口元の形で覚えてくれますよ
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