最近はいろいろな所で録音された声を聞く。多分一番多いのがトラックなどの大型車両から流れる「右に曲がります」っていうのと「バックします」っていう女性の声だと思うが、電車やバスの降車案内なんかも今やほとんどこうした再生音になってしまっている。予め録音してあるのだから間違えることもないし、プロの発声なので聞き取りやすいのだから仕方がないことなんだろうとは思うけれど、どこか訛りの残ったアナウンスや間違ってしまって慌てて訂正したりなんていう人間臭さがなくなって、なんだか風情がなくなったなあと寂しく感じることも多い。それに機械ならではの問題というのか、技術的な限界というのもある。今の再生音はパーツごとに録音しておいて、それを電子的に組み合わせて放送するから、続けて聞くとなんだか変な抑揚で聞こえることも少なくない。
で、いつものことだが、そんな再生音を聞くたびにどうしても突っ込みを入れたくなるのである。
会社のエレベーターはバリアフリーとやらで停止するたびに音声案内があるのだが、「5階です」という音声が、どうしても「誤解です」に聞こえてしまう。その度に心の中で「いや、確かにここは5階で間違いない。誤解じゃないとな思うよ。」などと訳の分からないことを呟いている。
駒場スタジアムから帰るJR浦和駅のホームでは「次の電車は普通上野行きが10両編成で参ります」といったアナウンスが流れる。もちろんこの場合の「普通」は快速でも急行でもない各駅停車という意味なのだが、「普通」のアナウンスの後に妙な間があるので、どうしても「今日は普通なのかな?もし特別な日だったとしたら東京行きとか来ちゃうのかも。ドキドキ」なんて独り言を言うことになる。
みなさんもそんなことを感じることはないだろうか。ただの空耳じゃないのなんて言われたらそれまでだけど、いつか社会全体が再生音だれけになって、どこに言っても一人の女性の声だけが聞こえる世の中になったら不気味だろうなあ。。。
鉄腕アトムと一緒に暮らす未来も楽しそうだけど、やっぱりどこか不完全な人間が住んでいる街に住みたいなんて、そんなところまで考えてしまうのは考えすぎなんでしょうかね。
で、いつものことだが、そんな再生音を聞くたびにどうしても突っ込みを入れたくなるのである。
会社のエレベーターはバリアフリーとやらで停止するたびに音声案内があるのだが、「5階です」という音声が、どうしても「誤解です」に聞こえてしまう。その度に心の中で「いや、確かにここは5階で間違いない。誤解じゃないとな思うよ。」などと訳の分からないことを呟いている。
駒場スタジアムから帰るJR浦和駅のホームでは「次の電車は普通上野行きが10両編成で参ります」といったアナウンスが流れる。もちろんこの場合の「普通」は快速でも急行でもない各駅停車という意味なのだが、「普通」のアナウンスの後に妙な間があるので、どうしても「今日は普通なのかな?もし特別な日だったとしたら東京行きとか来ちゃうのかも。ドキドキ」なんて独り言を言うことになる。
みなさんもそんなことを感じることはないだろうか。ただの空耳じゃないのなんて言われたらそれまでだけど、いつか社会全体が再生音だれけになって、どこに言っても一人の女性の声だけが聞こえる世の中になったら不気味だろうなあ。。。
鉄腕アトムと一緒に暮らす未来も楽しそうだけど、やっぱりどこか不完全な人間が住んでいる街に住みたいなんて、そんなところまで考えてしまうのは考えすぎなんでしょうかね。
結局都合良く都市の便利さと緑や水を感じられる所を行き来できる所に住みたいなあ。
みんなそうなのかもしれないけど(笑)
未来って、ビルやコンクリートに囲まれて暮らすのではなく、もっと自然に近いところで
人間くさく生活できることなのかなぁなんて思う時があります。
洗練された未来って、どんな世界なんでしょうかね?