平日は仕事やら何やらがあるし、休日はたいていどこかでサッカーを始めとしたスポーツ観戦なので、やたらと外食が多い生活である。栄養の偏りやアルコールの取りすぎが体によくないのは分かってはいるが、そこはやっぱり植木等じゃないけれど、分かっちゃいるけど、やめられない♪なのである。でもまあ、内容はともかくとして、酒の肴をやっている時はそこそこつまんだりしているし、残業帰りの時はみんなで食事をして帰ったりするから、少なくとも飢え死にをすることはない。
ところが、時としてずるずると残業が延び、気がつくと職場でポツンと一人だけ残ってしまったりすることがある。別にビルの中で幽霊が出るという噂を聞いたこともないから、怖いことはないのだが、それでも最後の一人となるというのはどことなくうら寂しい感じがする。パソコンやコピー機の電源を次々に落とし、最後に室内灯を消してから施錠する。若い頃からもう何回も繰り返した作業だから特別の感慨もなく淡々としたものである。
そんなこんなで警備員さんに挨拶をして外に出ろと、ぐ~ぐ~とできそこないのエドハルミのようにお腹が鳴る。10時くらいまでなら、このまま欲求に素直にどこかへ飲みに行くのだが、それより遅くなると電車に乗って帰るのが面倒くさくなってしまう。それでも何か食べてから帰ろうかと、少し逡巡するのであるが、大概はそのまま地下鉄に乗ってしまう。最寄り駅に着いてからもまた悩む。都会のど真ん中ではあるが、繁華街というわけではないので、深夜に食事をするところとなるとかなり限られてしまう。牛丼、ラーメン、ハンバーガーといったおなじみの店である。調子がよい時ならすいっとラーメン屋に入ってしまうのだが、残業で疲れているとどうにも胃がもたれそうな気がして躊躇してしまう。結局駅から一番近いコンビニで物色することになるのである。コンビニの食べ物はどうしても若い人向けのものが多く、店内でもまたしばらく悩むことになるのだが、最近はちょっと変わってきた。そう、おでんの季節がやってきたのである。最初はコンビニのおでんなんか不味そうで食べられるかという感じだったのだが、一度食べてみてなかなかにイケることに気がついた。レジ脇にある鍋の中をのぞいて、何を選ぶか考えてから缶ビールを1~2本取り出しに行く。せいぜいが4種類くらいしか買わないのだが、何にするかは結構悩むので、棚のあいだをゆっくりと歩きながら、あれこれと考えるのである。大根だけは欠かせないのであるが、ともかくも決まったらおもむろにカップの中におでんを入れてお会計。こうして買ったおでんをパソコンの前でごそごそと食べると、一日が終わる。
どういう訳だか、これが最近のお気に入りのライフスタイルなのである。
ところが、時としてずるずると残業が延び、気がつくと職場でポツンと一人だけ残ってしまったりすることがある。別にビルの中で幽霊が出るという噂を聞いたこともないから、怖いことはないのだが、それでも最後の一人となるというのはどことなくうら寂しい感じがする。パソコンやコピー機の電源を次々に落とし、最後に室内灯を消してから施錠する。若い頃からもう何回も繰り返した作業だから特別の感慨もなく淡々としたものである。
そんなこんなで警備員さんに挨拶をして外に出ろと、ぐ~ぐ~とできそこないのエドハルミのようにお腹が鳴る。10時くらいまでなら、このまま欲求に素直にどこかへ飲みに行くのだが、それより遅くなると電車に乗って帰るのが面倒くさくなってしまう。それでも何か食べてから帰ろうかと、少し逡巡するのであるが、大概はそのまま地下鉄に乗ってしまう。最寄り駅に着いてからもまた悩む。都会のど真ん中ではあるが、繁華街というわけではないので、深夜に食事をするところとなるとかなり限られてしまう。牛丼、ラーメン、ハンバーガーといったおなじみの店である。調子がよい時ならすいっとラーメン屋に入ってしまうのだが、残業で疲れているとどうにも胃がもたれそうな気がして躊躇してしまう。結局駅から一番近いコンビニで物色することになるのである。コンビニの食べ物はどうしても若い人向けのものが多く、店内でもまたしばらく悩むことになるのだが、最近はちょっと変わってきた。そう、おでんの季節がやってきたのである。最初はコンビニのおでんなんか不味そうで食べられるかという感じだったのだが、一度食べてみてなかなかにイケることに気がついた。レジ脇にある鍋の中をのぞいて、何を選ぶか考えてから缶ビールを1~2本取り出しに行く。せいぜいが4種類くらいしか買わないのだが、何にするかは結構悩むので、棚のあいだをゆっくりと歩きながら、あれこれと考えるのである。大根だけは欠かせないのであるが、ともかくも決まったらおもむろにカップの中におでんを入れてお会計。こうして買ったおでんをパソコンの前でごそごそと食べると、一日が終わる。
どういう訳だか、これが最近のお気に入りのライフスタイルなのである。
あの電源を次々と落としていくにつれて
事務室が単なる無機物に変わっていくありさまというのが、
なんとも言えない気分ですよねえ。。。
事務所で最後の一人になる気持ち・・・
怖いわけではないけど、コピーやシュレッターの電源を落とし、給湯室の電気ポットの電源を外し、セキュリティーをかけて最後に事務所の電気を落とすと真っ暗・・・
あぁ~切ないですね。
地方は車なので、食べ物屋も遠いので自炊したりしてます。
コンビ二おでんですか、今度試してみますね。