やや矢野屋の棚上げ棚卸し

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ヤマト式敬礼

2014年08月26日 01時13分00秒 | 宇宙戦艦ヤマト


※ツイッターに書いた内容を、こちらにも記録。


第一作敬礼ポーズの古代進。さらば以降と違うのは、肘を上げずに手の腹を胸に当てているところ。

第一作「宇宙戦艦ヤマト」の敬礼描写は非常に理に適っていて、帽子を被っている沖田や古代守は挙手の礼をとり、無帽の一般乗組員は胸に手を当てるヤマト式敬礼を行う。帽子を被っている作業員も挙手の礼をしているので、ちゃんと意識して描き分けられているのがわかる。

要するに、「頭を下げる敬礼」の代わりに「ヤマト式敬礼」を行っているのですね。「無帽で挙手の礼」は間違っている、でも演出的にお辞儀はやらせにくい、そんなところから考案されたのが「ヤマト式敬礼」なのかも。

例外は最終話の佐渡先生。帽子被ってないのに挙手の礼は、本当はおかしい。けど、「あそこはああでなきゃ!」という気持ちは、すごく分かります。