スクランブルエッグを作るたびに思い出すことがあります。
私が小学五年生の頃、当時仲良くしていたクラスメイトのお家へ泊まりに行くことになりました。
その子は母子家庭で一人っ子。
その日泊まりに行くと、いつになってもお母さんが帰ってきません。
お母さんは?
と聞くと、深夜まで帰ってこないよ。
ご飯どうするのかと思っていると、その子はキッチンへ行きガスコンロに火をつけ
フライパンにごま油をひいて卵を炒め始めました。
そして出来上がったスクランブルエッグ🥚
その日の晩ご飯は白ごはんとスクランブルエッグだけでした。
不満とかではなく、純粋に毎日ご飯これだけなの?とびっくりしました。
うちも母子家庭で夜いない日が多かったけど晩ご飯はきちんと作ってくれていました。
その子はいつもこうして1人でご飯を作り食べ寝ているようでした。
兄弟でもいれば全然違ったんだろうけど
1人で心細くなかったのかな。
スクランブルエッグを作るたび、このエピソードをいつも思い出します。