中島らも氏の「ポケットが一杯だった頃」を読もうと思ってたんだが、これは置いといて、甥っ子が置いて行ってくれた『人生は廻る輪のように「The Wheel of Life」(エリザベス・キューブラー・ロス)』を読み始める。文庫で530pは流石にボリュウムがあるし、僕は読むのが遅いし、おまけに数種の安定剤を頬張りながら(真似しないでね)なので一日では読破出来そうにない。キューブラー・ロスは世界的ロングセラー「死ぬ瞬間」を書いた人らしく。この本は彼女の自伝である。今は、彼女が産まれた1920年代頃から第二次世界大戦での救援活動などを経て、医者への道を進む所まで読みすすんでいる。ボランティアを終えてナチス強制収容所に立ち寄った所を読んだ時、一昨日見たんだったろうか?、BBCのニュース映像を思い出した。シリアの軍人が横一列にぎっしり並び、手に持った銃器で無抵抗な市民に銃弾を浴びせ、人々がいとも簡単に倒れて行くのだ(日本のニュースでは人々が撃たれる所はカットされてました。)。日韓問題をみても日中問題をみても、人は誰でも教育次第でヒトラーのような独裁者になる可能性を内に秘めてるのですね。