Makki's English マッキーの旅行記&英語習得のヒント?

無料英語学習支援サイトを運営するマッキーのお気楽ブログです。
旅行計画や英文を書く参考にしていただけると嬉しいです。

イタリア旅行14 ベネチア2 ドゥカーレ宮殿と溜息の橋 Venice

2018-12-14 | *海外旅行/イタリア Travel in Italy

June 13, 2018

ドゥカーレ宮殿 Palazzo Ducale / Doge's Palace

 ベネチア共和国総督の政庁として9世紀に建てられた。現在の建物は15世紀のもの。
入り口は、サンマルコ寺院に向かって右側の宝物館の裏側にあります。

「doge=ドウジ=ベネチア総督」とわかっていれば、「ベネチア総督の官邸」と、イメージしやすいかったのですが、日本に帰ってきてからわかったのが残念 ただ、あまり並ばずに入場できたのはラッキーでした 
(入場料:時計塔 Torre Dell' Orologio、コッレール博物館 Museo Civico Correr と共通券で、€20・¥2,600くらい)

 

 

 

 

 

↑2階の大評議の間。 ティントレットの「天国」Paradisoは、7x22m。世界最大級の油絵。

"Paradise" by Tintoretto (1518-1594)

 

↑窓から眺めるサン・ジョルジョ・マッジョーレ島(Isola di S. Giorgio Magglore)方面の景色も絵のようです。

 

↑The Surrender of Costantinople (1598-1605)
大評議の間にある、「コンスタンティノープル陥落」?


第4回十字軍(1202-04The Fourth Crusadeで、ベネチアは当時のキリスト教国の東ローマ帝国を攻撃して、コンスタンティノープルで略奪・殺戮の限りを尽くし、この地域のキリスト教国の力を削いだのが、後のオスマン帝国台頭の伏線となったという話もあり、色々複雑です。(1453年コンスタンティノープル陥落、東ローマ帝国はオスマン帝国のメフメト2世によって滅亡させられる)

 

 

 溜息の橋 Ponte dei Sospiri Bridge of Sighs

ドゥカーレ宮殿の地下牢獄へと続く16Cに架けられた橋。地下牢獄は満水時には水牢になり、この橋を渡ると2度とこの世に戻ってこられないと言われたとのこと。
ベネチア出身の好色家として有名な作家ジャコモ・カサノバ Giacomo Casanova (←cf. Imprisonmet and escape)が、唯一脱獄に成功(18C中頃)。サン・マルコ広場にあるカフェ・ルローリアンでコーヒーを飲んで一服してからパリに逃亡したと、「鉛の監獄と呼べれるベネチア共和国の牢獄からの我が脱獄物語」にその時の様子が…

The view from the Bridge of Sighs was the last view of Venice that convicts saw before their imprisonment.
It was said that prisoners would sigh at their final view of beautiful Venice through the window before being taken to their cells.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ベネチアの光と影…奥深いです。

 

 

 ↑ヴァポレットから見た、ドゥカーレ宮殿(手前)と鐘楼

This picture was taken from a vaporetto.

ヴァポレットの旅はベネチア3へ続く~ (長い

 

 無料英語学習支援サイト
Makki's Let's Speak English!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿