■ 2023.7.14-16 長野県
有休をとっての高山蝶アタックです。が、天気予報を見ると予定していた期間は標高の高いエリアは気象条件が悪く全滅。思案の上、その中でも悪さがましな16日に勝負をかけることにしました。で、16日、8時頃から晴れ間が出始めたので「日差し」の条件はクリア。が、風がひどく「風が止む」の条件はアンクリアです。ですが、時々少し風が弱まるときがあるので、「晴れ間」と「風の弱まり」が重なるとチョウが飛ぶ可能性があります(お日様が風に勝っている状態)。結果、その限られたチャンスに何種類かの蝶は見れたのですが、大本命のタカネヒカゲは数回目撃できたものの撮影はかないませんでした。翌17日は風がおさまって良い条件だったようだったのでちょっと残念です(有休を連休の後ろにつけていれば、こっちに作戦変更できたかもでしたが、、、)。いやー、高山蝶は天気との戦いですね。3日間のどこかが当たればと思っていたのですが、今年は好条件には当たりませんでした。残念。。。14日(登山前の高原エリア)の写真が多いのはそういう訳です。え?15日?15日は雨の中黙々と登山してたのです。これはこれできつかったです。。。
ミヤマモンキチョウ(7.16)今年初見
ご無沙汰している蝶ランキング第2位のこの子には2015年以来の再会です。強風の中目の前まで出てきてくれてありがとう! 下側の写真は岩の陰で突風に耐えているところです。
ヒメキマダラヒカゲ(7.16)
強風の中飛翔している個体を撮影。タカネヒカゲかと思ったらまさかのヒメキマでした。。。それなりに撮れているだけにがっかり。。。確かに風にあおられているところ慣れてない感があったんですよね。タカネヒカゲなら慣れているので、飛ばされててもへっちゃら感があるはずなので。
ヒメキマダラヒカゲ(7.14)今年初見
ヤマキマダラヒカゲ(7.16)
下山時の休憩中にザックに止まってくれました。あこがれのシチュエーション(笑)
ヤマキマダラヒカゲ(7.14)今年初見
飛翔も撮れて満足。
ミドリヒョウモン(7.16)
下山中に発見。下山中は天気が良かったのですが、期待していたクモベニやツマジロには会えず。。。
ミドリヒョウモンと思われる蛹(7.14)
画像検索した感じだと色合いとか形とかミドリヒョウモンが一番近かったですし、ここでは成虫を見たこともあるのでおそらくそうかと。。。
ヒメシジミ(7.14)今年初見
アサマシジミかと思うくらい黒斑が発達していますね。
サトウラギンヒョウモン(7.14)今年初見
標高は結構高い場所なのですが、翅の形から「サト」と同定。
コムラサキ(7.14)今年初見
獣糞失礼します。。。急に翅を開いたので慌てて写しました。
イチモンジセセリ(7.14)今年初見
花はクサボタンです。
ヒメキマダラセセリ(7.14)
やばい、かわいい、、、ウサギか???
コチャバネセセリ(7.14)
ベニシジミ(7.14)
とても綺麗ですね。雰囲気も高原っぽいです(本当か?)。
クロヒカゲ(7.14)
スジグロシロチョウ(7.14)
クガイソウ食堂(7.14)なかなかの繁盛っぷりです。
ホシガラス(7.16)
その他、タカネヒカゲを人生初見、ゴイシシジミとアサギマダラを今年初見できました。というわけで、今年出会ったチョウは115種類となりました。来年はこの時期別種を狙いたいので、タカネヒカゲの撮影は再来年以降に再チャレンジでしょうか、、、怪我しないように体力を維持したいです。。。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
・前回の蝶日記は:ご無沙汰の種を尋ねて栃木まで
・ミヤマモンキチョウの前回の様子は:夏の長野遠征
・ダイセツタカネヒカゲに会いに行った時の様子は:今年2度目の北海道:中盤は登山!
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