雫
2010-03-07 | 詩
凍える雨に打たれても
頭(こうべ)をあげれば
小さくほほえむ 春の訪れ
余計な戯言
雨に紛れて泣くことができたら 少しは救われるのかもしれない
吐き出し口の無い 鬱屈とした時の中で
私は何を見つけようとしているのだろうか
心だけが裂け続け
心までもが避け続け
すべてに疑いの眼が注がれる
静かにそっと降る雨が
あたしの中にも 降ればいいのに
凍える雨に打たれても
頭(こうべ)をあげれば
小さくほほえむ 春の訪れ
余計な戯言
雨に紛れて泣くことができたら 少しは救われるのかもしれない
吐き出し口の無い 鬱屈とした時の中で
私は何を見つけようとしているのだろうか
心だけが裂け続け
心までもが避け続け
すべてに疑いの眼が注がれる
静かにそっと降る雨が
あたしの中にも 降ればいいのに
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