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比治山大ゼミツアーに参加してみたⅣ

2024年10月19日 | Weblog

まずはバスで「奥出雲おろちループ」を走った。

上から見ると、まさに ヤマタノオロチがとぐろを巻いているように見える。

この奥出雲おろちループは、国道314号線の坂根から

三井野原区間4kmを一気に駆け上るための道路で

高低差は167mあり、11本の橋と3つのトンネルで結んでいる。

 

今年で開通40年とのことで、この山中に作るにあたって

ここ出雲の たたら製鉄御三家(田部家・櫻井家・絲原家)の中の

「絲原家」所有の山が提供されたとのこと。

この絲原家は、江戸時代に出雲の国松江藩で、

たたら製鉄を営む400年の歴史を持つ

たたら製鉄の名家で、松江藩の鉄師頭取として重要な役割を果たしたという。

今回は訪ねることは無かったが、各家ごとの記念館があり、

たたら製鉄に関する資料や、工芸美術品などの展示が見られるらしい。

 

標高700m地点に作られている

道の駅「奥出雲おろちループ」でしばしの休憩タイム中

店内に置かれたジオラマを見ることが出来た。

これは半分しか撮れなかったが、なんでも東京に住む新聞記者作とのこと。

この道の駅から木次線の線路を下に見ることが出来る。

 

道の駅そば直ぐに、三井野大橋(ヤマタノオロチが火を吹いているように見える赤い鉄橋)があり、歩いても行くことが出来たが、

なんとなく足が竦むような感じで、行くことはやめた。

 

このループが出来たおかげで、地域の人の移動距離が短縮され

奥出雲の観光名所として名を馳せ、地域活性化に寄与してることは

間違いないと思う が

近年観光客の数が減少傾向にあるのか、

隣にある鉄の美術館は寂しげだった。

 

「木次線スイッチバック体験」をするため ここからさらにバス移動で、

三井野原駅に向かった。

 

 

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