このような構造になっているスイッチバック方式
今の日本の中でこの乗車体験ができるのは、熊本豊肥本線立野駅と
肥薩線大畑駅と木次線のここだけ。
標高差が162mの出雲坂根駅と三井野原駅間を、
一度に上るのが難しいので 行きつ戻りつしながら
標高差を乗り越えている。
一度目は、庄原観光協会ツアーで、まさにこの上りコースの乗車体験をしたが、
今回は、三井野原駅から坂根出雲駅の一つ先の出雲横田駅までの下りの乗車体験をした。
現在 JR西日本の山陰本線米子駅から観光列車「あめつち」が
出雲横田駅までは来ているそうだが、このスイッチバック区間を通過して
備後落合駅までは来るのが難しいのかな~
標高565mの出雲坂根駅を横目で見てバスは通過し
標高726mの三井野原駅からこの列車に乗った。
なんともかわいいラッピングが施されていた 木次ならぬ「き💓すき」
木に次と書いて「きすき」と読むが、ヤフー乗り換えアプリでは
「きつぎ」と検索しなければ この「木次」の文字が出てこない。
廃線の危機にある路線だけに、車内には「桜が咲くころまた来てね」と呼びかけるこのポスターが貼ってあった。
八川駅では、出前の本場手打ち出雲そばを 駅で受け取ることが出来るサービスがある
スイッチバック地点では、運転手が車内移動をして、進む方向の運転席つき運転開始する。
なかなか見られない光景が二度繰り広げられる。
動画を見てもらえないのが残念。
到着駅「出雲横田駅」には反対側に、列車が止まっていた。
出雲横田駅の表側
ここを出ると、もうバスが待っていてくれて
次なる「豆乳スムージー」が待つお店(奥出雲とうふ・いしだ)へと運んでくれた。
ちょうど喉が渇いていて、おやつ時間を少し過ぎた16時ころに飲むことが出来た。
この豆乳スムージーは、行きのバスの車内で、12種類のスムージーから選んで
最初に貰った「旅のしおり」の表紙に張り付けてあった付箋に書いて
あらかじめ学生たちに渡してあったので、スムーズにツアー客は手にすることが出来たが
私の選んだ「人参・りんご」スムージーは、どうやら私一人が希望したようで
最後の最後に手にすることとなった。
ここを最後に帰途に就く。