毎年のように開かれる
人の心に平和の砦を築くコンサート。
コロナ禍で、近年は見送られていたが、今年は開催されて
私も参加予定ではあったが、体調不良により
残念ながら一緒に歌うことはできなかった今年。
このチラシには、前回開催した写真が使われており
私の姿が確認できた。
主催者の松尾康二氏は、あのカルビー創始者を父に持ち
ご自身もカルビー前会長の要職を終え
NPO法人「音楽は平和を運ぶ」理事長として
「人の心に平和のとりでを築く」コンサート実行委員会 委員長として
絶対平和の記念日8月6日を迎える七月に開催している。
現在80歳オーバーの松尾氏。
テノールの一員として参加し、松井広島市長はベースの一員として
参加していた。
平和を運ぶ合唱団 85名
平和を運ぶオーケストラ 76名
これらを束ねた 指揮者:田中祐子氏
の「フォーレのレクイエム」は圧巻であった。
まさに広島の心を歌ったコンサート。
今回は聞く側に回って参加し、私が参加した回も
こんな感じで聴衆を感動の渦に巻き込んだのかなあ。
と思わずにはおれなかった。
平和公園を横切っての帰り道
もう17年前に名簿に記載された父と
今年名簿記載される母に祈りをささげた。
記念碑の前には、創価学会青年部と未来部の花輪が献花されていた。
8月6日を迎える準備が整っていた平和公園。
ずっと以前、市民に呼び掛けて作られた
市民の憩いをさそう 元安川河畔に設置してあるベンチの名前を確認して
しばらくそこに座って
静かな流れをたたえる元安川と平和公園側を眺め
帰宅した。