一筋縄ではいかない実家の父
デイサービスに行く事になるまでの道のりは
簡単ではありませんでした
以前も父にデイサービスに行ってもらおうと
ケアマネージャーに見つけてもらったのが
半日運動する所でした
でもその時は見学までこぎつけられませんでした
〝そんな所に行く位なら首をつる〞とケアマネージャーに怒りをぶつけた父
難しい父に合いそうな所を探してくれたのにこの言いぐさです
その時のケアマネージャーは物静かな男性でした
父のように難しい人と相性が悪かったのだと思います
向こうからケアマネージャーをおろして下さいと言ってきました
その後デイサービスに行かせるのは難しいかなと思い
どうしたものかと今に至っていました
でも筍の時期も終わり何もする事がなく退屈そうに
過ごしている父を見ていると寂しげでした
時々〝どこか出かける所があったらなあ〞と言う父
母も疲れきっていたので
このままではいけない、なんとかしなければと思い
再度包括センターに相談した訳です
父は明るい人が好きなので
包括センターの方に
明るい女性のケアマネージャーを探してもらっていました
ひょうきんそうな明るい人が父の担当になって下さり
父に合いそうなデイサービスの施設を見つけて来てくれました
デイサービスの介護福祉士の方も明るくて楽しい人
いい事が重なり運が良かったのでしょう
あの難しい父がデイサービスに行くようになったのです
こんな嬉しい事はありませんでした