諸事情により、しばらく、弊ブログを休ませていただきます。
群馬県富岡市妙義町菅原辺りから、また白雲山の南面を見上げました。
妙義山系の東端にある白雲山(標高は連山の相馬岳の1104メートル)はもう夏山の雰囲気です。
しかし、午後3時過ぎると、西日に照らされて、白雲山の南面はもう日陰になっています。
ここからさらに西に向かって進んで、群馬県甘楽郡下仁田町郊外の山里側に入ると、道の近くでカシワバアジサイの花がよく咲いています。
下仁田町の山里側では、高齢化が進み、段々畑は利用されていないものが半数ほどあります。道を歩いている方も高齢者の方がほとんどです。
その山里では、綺麗なバラの花も咲いています。
下仁田町の山里側からさらに西に向かって進み、群馬県甘楽郡下仁田町側郊外の荒船山(標高1423メートル)のすそ野をひたすら上って行きます。
その荒船山山麓の中では、野生のフジの花が咲いています。
落葉樹の白い花も咲いています。
県境の長野県佐久市の東端にある佐久荒船高原の入り口部分から見える荒船山です。艫岩(ともいわ)に西日が当たっています
佐久荒船高原の中では、レンゲツツジの花がよく咲いています。
佐久荒船高原は6月の梅雨時らしい風景になっています。高原の中の木々の緑が濃くなっています。
ただし正確には、長野県佐久市も群馬県甘楽郡下仁田町も、まだ梅雨入りしていません。
さいたま市見沼区染谷にある染谷花しょうぶ園では、ハナショウブの花がよく咲いています。
見沼区染谷の森に囲まれた染谷花しょうぶ園の中は、疎水が流れている有名なハナショウブ園です。園芸業者の方が運営しています。
真ん中に疎水が流れていますが、様々なハナショウブを植えた部分は、もう水を与えていません。このハナショウブは約8000平方メートルの園内に植えられています。
この辺りは、昔は見沼の湿地帯だった土地を、江戸時代に干拓して農業地帯に変えた地域です。
6月半ばに入り始め、花ショウブの花期はやや終わりに近い様子です。
様々な品種の花ショウブが花をよく咲かせています。
花ショウブを植えた部分を囲む周囲には、様々なアジサイの品種が植えられていて、花をよく咲かせています。
実は、この日は予想以上の観賞客が入場していましたが、その方たちを画面に入れないように苦闘して撮影しています。
大きな木々がつくる深い森に三方が囲まれてて、深い森の中にいる気になります。気持ちが和みます。
染谷花しょうぶ園のWebサイトには、花期が終わりになり始めていると書かれているため、急いで鑑賞に来た方が多かったようです。皆さん、のんびりと、花ショウブの花を見ています。
梅雨入り前の暑い日に、染谷花しょうぶ園の中を歩きました。
来週は、関東地方も曇り時々雨になるという天気予報です。梅雨入りするかどうか微妙なようですが・・。
長野県諏訪市霧ヶ峰にある池のくるみ踊り場湿原にまた、行って来ました。ヨシなどの枯野が少し変化し始めています。
池のくるみ踊り場湿原は、まだ梅雨時に向かい始めたばかり枯れ野です。その枯野の中で、山野草がいくらか芽生え始め、レンゲツツジの花が少し咲き始めていました。
池のくるみ踊り場湿原の一番下側(標高1555メートル)から北東側にそびえている車山(標高1925メートル)方向を見上げた風景です。
この池のくるみ踊り場湿原は、霧ヶ峰高原にある三大湿原の一つですが、夏でもあまり訪れる方が少ない、あまり知られていない湿原です。
実は、車山の登山口の車山肩から山岳道路のビーナスラインをさらに西に進んで、交通の要所の“霧の駅”まで来たのですが、この日は何か2輪車のイベントがあるようで、大型2輪車が100台ほど、止まっていました。
その大型2輪車の100台ほどの排気音がうるさいので、交通の要所の“霧の駅”の下側にある池のくるみ踊り場湿原まで移動しました。
池のくるみ踊り場湿原の下側では、シャクナゲの花が咲き始めています。このシャクナゲの花は園芸種のようです。
さらに、“霧の駅”辺りでは、まだレンゲツツジの花が咲いていないために、花の蜜を吸いに来る昆虫がいないために、夏鳥のノビタキなどの出が悪い様子です。
これに対して、池のくるみ踊り場湿原の中腹から、池のくるみの池を眺める辺りは、レンゲツツジの花が咲き始めています。
このため、夏鳥のホオアカのオスが登場し、よく囀っています。ホオアカのオスは全長16センチメートルぐらいです。位置関係が逆光なので、うまく撮影できていません。
一面のヨシの枯野の中に、夏鳥のノビタキも登場しました。ノビタキのオスは身体の大きさは13センチメートルぐらいです。
時々、ノビタキが枯野の上に飛び上がります。
この日は、このヨシの枯野の中にある作業用の小道を、大型犬を連れたグループが散策していました。
このヨシの枯野の辺りは、それぞれに地権者がいるため、その方の許可がないと、枯れ野部分には入れません。
何かのイベントのようでした。大型犬を連れたグループが散策すると、大型犬を察したノビタキが遠くに逃げていきます。
池のくるみ踊り場湿原は、春から夏に向かい始めた時期でした。まだ静かな湿原でした。
2011年6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面の見出し「保健所・病院 国が調整」の記事を拝読しました。
サブ見出しは「感染症拡大時、自治体超え融通」と伝えています。
この記事のリードは「政府の経済財政諮問会議は、6月9日に経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案をまとめた」と報じています。
その中では、具体的には新型コロナウイルス対応を機に、国と地方の新たな役割分担を挙げたと伝えています。
この国と地方の新たな役割分担とは、各地方の病院などの病床を地域を超えて融通することを可能にするということです。
新型コロナ患者の重症患者が増えて例えば、大阪府や東京都、北海道などの病院でで不足しても、これまではその地域を超えた融通ができなかった問題を解消するということです。
今年初めから、病院などの現場では改善することが訴えられてきたことがやっと可能になりました。かなり、遅い改善です。大阪府や東京都では、新型コロナ患者の重症患者が救急車を呼んでも、なかなか入院先が見つからないという問題に直面していました。
例えば、新型コロナ患者の重症患者を直す体外式膜型人工肺のECMO装置は、実際には使いこなせる専門性の高い看護師や医師がいないと使いこなせなかったのです。
大阪府や東京都、北海道などで新型コロナ感染者の重症患者が肺炎になっても、隣りの都道府県の病院などが持つECMO装置を使うことができないという問題が起こっていました。
この問題の解消を長い間、病院などの現場の看護師や医師が国に訴えてきました。やっと、解消に向かう姿勢ができました。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「保健所・病院、国が調整、感染症拡大時に自治体超え」と伝えています。
さて、6月10日に発行された日本経済新聞紙の朝刊一面には、見出し「首相、接種完了10月から11月完了」というワクチン接種の見通し伝える記事を載せています。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「全希望者ワクリン接種『0月~11月』に終える 首相」と伝えています。
ところが、この見出しのすぐ下には「国の大規模接種 空き8割」という見出しの記事が載っています。
政府は、自衛隊が運営する新型コロナワクチンの大規模接種センターの予約枠に多くの空きができているため、65歳以上の方に対して東京会場では、1都3県という条件を外し、大阪会場では関西の2府1県という条件を外し、どの地域の65歳以上の対象者でもワクチン接種できるという条件に変更しました。見た感じでは、東京会場の大規模接種センターはがらがらだそうです。
日本経済新聞 電子版が伝える見出しです。
6月10日の夕方に放映されたテレビニュースでは、自衛隊が運営する東京都千代田区大手町に設けられえた新型コロナワクチンの大規模接種センターの空き具合の映像が流れていました。ほとんどワクチン接種希望者が来ていないという、不思議な動画でした。
65歳以上の高齢者の方が複雑な交通網を使って、わざわざ越境して、東京都心や大阪市の中核部まで出かけるマインドが無いことが明らかになったようです。
各都道府県に独自の大規模接種センターができて、わざわざ遠くまで出かけるマインドが無くなったようです。ワクチン接種希望者のマインドの読み違えです。結果的に、ニーズがあまりなかったという事実です。
この大規模接種センターの予約が埋まらないと、上に載っている見出し「首相、接種完了10月から11月完了」というシナリオは崩れます。この経緯の動きを見守りたいです。