ヒトリシズカ特論 その2

日本の四季の移り変わりなどを、身近な場所に行って、その場での観察などによって、ご紹介しています。

コロナ対応の「在宅で見直した日常」ランキングの第1位は「お金がかからない」でした

2020-05-31 00:00:05 | 日記

 2020年5月30日に発行された日本経済新聞紙の土曜版の付録の「NIKKEIプラス1」のコラム「何でもランキング」のテーマは「在宅で見直した日常」でした。

 このランキングの「気がついたこと」の第1位は「お金がかからない」でした。

 新型コロナウイルス感染対策として3月下旬ごろから外出自粛となった結果、「外食」と「交通費」が減り、出費が減ったという結果になりました。

 「交際費が1万円以下に収まった」と35歳の男性が答え、「家族の外食費だけで月3万円以上減った」と56歳の男性が答えています。

 消費生活アドバイザーの方は「家庭の不要不急のコト・モノを見極める機会となったのでは」と指摘しています。

 お金の無駄遣いを抑えつつ、日本の経済を支えたいものです(外食費の減額は、飲食店の経営を直撃していますねで・・)。

 「気がついたこと」の第2位は「自宅に不要品が多い」という結果になりました。

 家族全員が家の中で、1日を過ごすようになると困るのは、お互いの生活スペースの確保ということに気がつきました。

 「これは何だったけ?」と、部屋にあふれているものを再考する時間になったそうです。不要品を処分して生活空間を見直す場合は、やみくも収納しないようにすることが大切だそうです。

 「生活空間の広さより、収納の設置場所とわかりやすさを重視する」ことがコツだそうです。

 「気がついたこと」の第3位は、「活動量が減り、食生活の見直しが必要」となりました。

 巣ごもり生活中は、他人の眼にさらされないので、体形の変化の注意が緩みがちになりました。

 結果的に「通勤がちょっとした運動」であり、「通学で使う自転車が運動」だったようです。

 ある医師は「コロナ太りの一因はストレス」と指摘します。

 朝食には、トマトやバナナを採ることを進めて勧めています。

 こうした「気がついたこと」に対して、「挑戦したこと」の第1位は「家財の断捨離・掃除」でした。

 日ごろから先延ばししていた断捨離を、外出自粛を期に、一念発起して始めた人が多かったそうです。

 世代でみると、50歳代から70歳代の方は「終活」を意識する方が多かったそうです。

 「挑戦したこと」の第2位は「家の中でできる運動」でした。

 コロナ太り対策や体力維持として、家の中で運動を始めた方が多いそうです。

 「挑戦したこと」の第3位は「本などの眠るコンテンツの消費」でした。

 テレビ放送などからデータ保存した100以上のビデオテープ・ハードディスクのデータなどを視聴した方が多かったようです。

 「若い頃に買い集めた蔵書を再読した」方も多いそうです。

 


埼玉県所沢市中富にある真言宗豊山派の多聞院は、木々の緑豊かな季節でした

2020-05-30 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県所沢市中富にある真言宗豊山派の多聞院の境内は、カエデなどの木々が緑豊かな季節になっています。

 所沢市郊外にあるいわゆる“花の寺”の多聞院(たもんいん)の境内は木々の葉が繁り、緑陰が多い季節になっています。

 この多聞院(たもんいん)の正式名称は、宝塔山吉祥寺多門院という真言宗豊山派のお寺です。

 その毘沙門堂です。

 5月初めにボタンが咲いていたころに比べて、木々の葉の繁りが見事です。

 以前には花を咲かせていたモミジ(カエデ)の木は、赤身のあるプロペラ上の実をつけています。

 ユスラウメらしい低木が濃い赤身の実をつけています。

 あれほど様々な山野草などの花が咲いていた境内では、もうあまり花は咲いていません。

 珍しいクマガイソウも、大きな葉が育っています。

 花を咲かせているのは、はやりアジサイです。

 シモツケソウは、赤い小さな花を咲かせています。シモツケソウは園芸種の草系です。

 今回、よくわからなかったのは、ボタンの花が終わったものにみえるものに、小さな花が咲いていたことです。

 この花は何の花なのかよく分かりません。

 季節が初夏から梅雨時直前にまで進んで、“花の寺”の多聞院は木々の緑に覆われています。

 約3週間前に、この“花の寺”の多聞院を訪れた話は、弊ブログの2020年5月6日編をご覧ください。


埼玉県南部の市街地では、雨模様になり、アジサイの花が咲き始めています

2020-05-29 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県南部の市街地では、アジサイの花が咲き始めています。

 昨日2020年5月20日は昼間は薄曇りでしたが、朝方には小雨が少し降った一方、夕方には空が暗くなって激しい雨が降り、落雷も何回かありました。

 雷は遠くに落ちた様子です。雨が降って、アジサイが喜んでいます。

 昨日は雨や晴れ間までなどと、目まぐるしく天気が変わる日でした。

 この変わりやすい天候は、北海道の東に低気圧が3つ並び、ここから関東地方に前線が伸びたことによるそうです。

 夕方には、関東地方の上空には大きな虹が出たようです。とても美しい虹だったようです。

 こうした雨模様の日には、アジサイの花が似合います。

 様々なアジサイの花(ガク)が咲き始め、梅雨が近づいていることを伝えています。

 いろいろなアジサイの花(ガク)は、まだ咲き始めです。

 


埼玉県比企郡川島町の広大な水田地帯では、コサギやダイサギなどを観察しました

2020-05-28 00:00:05 | 季節の移ろい

 埼玉県比企郡川島町の北側にある荒川沿いには、広大な水田地帯が広がっています。辺り一面が水田です。

 北本市荒井にある北本自然観察公園から大まかには南東方向に向かって進み、その途中で荒川の橋を渡ると、この広大な水田地帯にでます。

 この水田地帯では、当然、田植えが済み、稲が順調に育っています。

 田んぼに植えられたイネは種類が違うのか、植えた時期がかなり異なるためか、イネの育ち具合いはまちまちです。

 この広大な水田には、所々にコサギかダイサギがいます。コサギかダイサギは、生まれたばかりのオタマジャクシや水性昆虫などを食べている様子です。コサギやダイサギは、近づくと逃げるために、かなり遠くから観察しています。

 コサギとたぶんカルガモが一緒にいます(カルガモは顔を上げません)。

 いくらか離れた水田には、羽根の具合からチョウサギではないかと推定されるサギがいます。

 このサギまではかなり距離があり、顔が見えないのでサギの種類はよく分かりません。

 このサギはダイサギのようです。

 田んぼの端では、カルガモが休んでいます。

 この広大な水田地帯の上空を飛ぶササゴイあるいはヨシゴイではないかと推定した水鳥です。

 かなり上空を飛んでいます。飛んでいく方向は川越市郊外の伊佐沼の辺りです。

 この広大な水田地帯の端にある農家の庭では、カシワバアジサイの花が咲き始めています。

 白いホタルブクロの花も咲き始めています。

 季節が初夏から梅雨に向かう時期です。ウイズコロナの時代の梅雨を迎えます。


日本経済新聞紙の見出し「感染爆発は回避」という記事を拝読しました

2020-05-27 12:00:05 | 日記

 2020年5月26日に発行された日本経済新聞紙の朝刊3面の見出し「感染爆発は回避」という記事を拝読しました。

 このサブ見出しは「医療逼迫、脆弱さも露呈」と日本の厳しい局面も伝えています。

 2020年5月26日に発行された日本経済新聞紙の朝刊3面の見出し「感染爆発は回避」という記事を拝読しました。

 このサブ見出しは「医療逼迫、脆弱さも露呈」と日本の厳しい局面も伝えています。

 記事のリードでは「日本国内の新型コロナウイルスの新規感染者数は、このところ大きく減少している。数10万人から100万人規模の感染者を出した欧米に比べて、日本は感染爆発を抑えて拡大を抑えた形だ」と報じています。

 この半面、脆弱な医療現場の実態もあぶりだされ、経済対策でも遅れが目立つと指摘しています。

 欧米との比較では、日本の感染者数の少なさは顕著だと伝えています。

 米国ジョンズ・ホプキンス大学の集計結果から試算すると、ピーク時には10万人当たりの1週間の新規感染者数は、米国では約65人、イタリアでは約65人、ドイツでは約48人に上がったそうです。

 これに対して、日本は2.9人と少ない数字に留まりました。

 こうした傾向に対して、日本ではPCR検査実施数が少ないために、感染者確認数も少ないという傾向があります。

 5月下旬までの4カ月間をみると、日本はオーバーシュート(爆発的な感染拡大)は回避し、ある程度の感染抑制を実現したといえそうです。

 その一方で、日本の大きな問題の一つは、人口当たりの感染者数が少なかったにもかかわらず、医療現場では逼迫したことです。

 感染拡大局面では、各地で病床が不足しています。新型コロナウイルスへの対応に追われ、他の患者への対応能力も失われ、救急医療も一時、窮地に陥りました。これは大きな脅威です。秋のインフルエンザ流行期には脅威です。

 欧米諸国から見れば、日本は不思議な国です。中身が見えない不思議な国です。