2020年5月30日に発行された日本経済新聞紙の土曜版の付録の「NIKKEIプラス1」のコラム「何でもランキング」のテーマは「在宅で見直した日常」でした。
このランキングの「気がついたこと」の第1位は「お金がかからない」でした。
新型コロナウイルス感染対策として3月下旬ごろから外出自粛となった結果、「外食」と「交通費」が減り、出費が減ったという結果になりました。
「交際費が1万円以下に収まった」と35歳の男性が答え、「家族の外食費だけで月3万円以上減った」と56歳の男性が答えています。
消費生活アドバイザーの方は「家庭の不要不急のコト・モノを見極める機会となったのでは」と指摘しています。
お金の無駄遣いを抑えつつ、日本の経済を支えたいものです(外食費の減額は、飲食店の経営を直撃していますねで・・)。
「気がついたこと」の第2位は「自宅に不要品が多い」という結果になりました。
家族全員が家の中で、1日を過ごすようになると困るのは、お互いの生活スペースの確保ということに気がつきました。
「これは何だったけ?」と、部屋にあふれているものを再考する時間になったそうです。不要品を処分して生活空間を見直す場合は、やみくも収納しないようにすることが大切だそうです。
「生活空間の広さより、収納の設置場所とわかりやすさを重視する」ことがコツだそうです。
「気がついたこと」の第3位は、「活動量が減り、食生活の見直しが必要」となりました。
巣ごもり生活中は、他人の眼にさらされないので、体形の変化の注意が緩みがちになりました。
結果的に「通勤がちょっとした運動」であり、「通学で使う自転車が運動」だったようです。
ある医師は「コロナ太りの一因はストレス」と指摘します。
朝食には、トマトやバナナを採ることを進めて勧めています。
こうした「気がついたこと」に対して、「挑戦したこと」の第1位は「家財の断捨離・掃除」でした。
日ごろから先延ばししていた断捨離を、外出自粛を期に、一念発起して始めた人が多かったそうです。
世代でみると、50歳代から70歳代の方は「終活」を意識する方が多かったそうです。
「挑戦したこと」の第2位は「家の中でできる運動」でした。
コロナ太り対策や体力維持として、家の中で運動を始めた方が多いそうです。
「挑戦したこと」の第3位は「本などの眠るコンテンツの消費」でした。
テレビ放送などからデータ保存した100以上のビデオテープ・ハードディスクのデータなどを視聴した方が多かったようです。
「若い頃に買い集めた蔵書を再読した」方も多いそうです。