スーパーでバッタリ知人(お店の常連さんだった)と出会った
『久しぶりね元気だった?あら?奥様は?』
知人は100%奥様と一緒に買い物をする人なので1人で買い物?
『まさか、奥様は病気?』
『いや、あいつは家に居るよ』
『喧嘩でもしたの?』
『実は離婚したんだ・・・。』
『嘘でしょ?あんなに仲が良かったのに』
『長い不況で給与が下がり、天災の地震で会社が倒産しちゃってさ』
『それが離婚の理由なの?』
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
買い物籠に弁当
離婚は本当のようだ
でも何で奥様が家に?
『今は1人寂しくアパート暮らしなんだ』
『まっ人生色々だし頑張って』
そう言って笑顔で励まし、その場を去った私
それから1週間後、再びスーパーでバッタリ
若い女性と一緒の彼
声を掛けるのを躊躇していたら、彼の方から声を掛けてきた
『やぁ~見られちゃったね~』
頭のテッペンを掻きながら
『こいつ彼女、青春時代に戻った気分だよ』
男と女って、そんなものよね
世間では復縁を迫ったり痴情のもつれで殺人なんかもある
彼は、円満離婚らしいし幸せそうな笑顔
幸せなら手を叩こう~
つい口ずさむ
BUT
先週から神経に沿って痛みが
ツヅラゴの痛みで眠れない
近所の皮膚科に行った
何と偶然に彼の元奥様がいるじゃないか
軽く会釈をして椅子に座ったら
『お久しぶり "ママさん" 』
何も "ママさん" を強調して言わなくても
仕方ないので『もう "ママ" じゃないのよ』
笑顔で答えた
『不景気だものね~スナックを切り盛りするのも大変だったでしょう』
静かな病院の待合室
元妻の声がエコーする
『そうなのよ大変になる前に閉めたの』
何なのよ、この女は
ムカついたが、ここは病院
聞いてもいないのに元妻は喋る喋る
『私もね不景気離婚したのよ』
不景気離婚?
『会社は倒産するし女は作るし駄目男につける薬はないから離婚したのよ』
待合室で豪快に笑ってみせる彼女
『慰謝料代わりに家を貰ったし住む所は苦労しないしね』
『だけどストレスでアレルギー体質になっちゃったの』
笑っているが彼女なりに苦しんだのね
『身体中に発疹が出来て痒くて痒くて、アソコにも湿疹が出来ちゃって大変』
皮膚科の会話に戻った
満員御礼の待合室での会話
話を聞いてた小さな子供
『アソコって何処?』
答えに困る母親
『アソコってどこでしょうね~(汗)』
元旦那さんは新しい一歩を踏み出した
一日も早く彼女にも素敵な彼氏が出来ますように
まだ40代半ばの彼女
恥じらいを取り戻して?
元旦那さんに負けずに、もう一度?青春しちゃって~♪
今年2度目のツヅラゴと闘ってます
もう十回以上、激痛のツヅラゴと闘いました
膝に痛々しいツヅラゴが育ってます
メロンもプリンに負けるな