今朝マメと散歩から戻りマンションのエントランスに
入ろうとした時、後ろから時速約３キロのバイクが
近づいて来たので、ふと見ると前にマメが逃走した時
保護してくれたターミネーターじじいやった。
ターミネーターじじい（推定年齢78才）は、レイバンの
サングラスを外し乗っていた新聞配達用のカブをマンションの
前の、そう広くない道路の微妙な位置に止めマメの頭や体を
なでまわし、マメも以前おやつをもらったせいか、めずらしく
愛想をふり、2人は道路の、これまた微妙な位置で戯れた。
そこへBMWとベンツが続けて、やって来たから、オカンは
「車が来ましたよ～」と言うたんやけどターミネーターおじいは
聞く耳持たないと言うか聞こえないみたい。もう1回車が来た事を
告げると、おじいは、カブに手をかけて退けるふりだけして
ベンツにニコと笑って「すんまへん」とだけ言うてまたマメと
戯れる始末。それでも大きな外車2台は塀とターミネーターおじいの
50ccカブの間を、そろ～りそろそろと、うまい事すり抜けて行った。
年を取ると、物に動じなくなるのか？厚かましくなるのか？
ルール無用のターミネーターおじいに良くも悪くも感心した
今日のオカン28才の冬の朝であった。
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