グッバイ、オンナノコ。

上に立つ者がオンナノコでいることはなんかプラスなんだろうか。


人の上に立って

指示を出したり
決断を下したり

そういう、上の者として行動することにおいて、オンナノコであることは邪魔だ。
と思う。
私のような役職の者が力を発揮せねばならないのは大体ピンチの時な訳だが、
そんな時こそかわいこぶってなんか居られない。
誰かに頼ったり、泣いて縋ったり、助けを乞うたり、
ぶりぶりしている間に、組織における最善の策を講じなければならない。
迷っている姿は、メンバーを不安にさせる。

役者として、もっとオンナノコにならねばと思うが
取り敢えずこんな生活をしている私に対して
座長という肩書きを大事に守っていきたい私に対して
誰がオンナノコしてくれと思うのだろう。
え、誰得なん？？マジで。

今年は色んなことが、私を更に逞しくしてくれた。
あんまり何があっても動じないぜ。
座員の皆が付いてきてくれるしな。
だからこそ尚更、私がオンナノコすることは誰得なのかと思うわけである。


今日結構色々あったんだが、私的にはすっきりしている。
なかなか堂々と決断を下せた。
一日一日、ちょっとずつ、立派な座長になっていきたい。
私は私の座員たちに報いれるような、気持ち良く付いてきてもらえて
そんな彼らにずっと愛されるYOROZUをつくっていきたいんだ。
そん中で、オンナノコな私が必要ないならば、そういう甘えが邪魔ならば
私はそんなもの気持ち良く捨ててやる。


大切で愛して止まない座員たち、

しろ
てぃてぃ。
あずちゃん
局長

を筆頭に、
今公演を一緒に頑張ってくれてるキャストさま方、
いぐちゃんや過去YOROZUに関わってくれた人たち、
一回でも観に来てくれた素敵なお客様方、
皆に報いれるように私は前だけ向いて生きる。

林原めぐみさまのスレイヤーズな歌たちと
アニメ店長の島本和彦先生が詩を書いたセカンドイグニッションで
己を奮い立たせながら。

グッバイ、私のなかのオンナノコ！！