2017年3月12日 晴れのち曇り
丹沢山系の西に位置し山中湖の湖畔より稜線を見渡せる、三国山➾楢木山➾大洞山➾畑尾山➾立山の5つのピークを富士山の姿を垣間見ながら縦走してきました。ブナの木が茂る広々とした稜線が歩いている時間を忘れさせてくれます。
山中湖の近くにある絶景ポイント【山中湖パノラマ台】で山中湖を見下ろし富士山を仰ぎ見てからしばらく行くと、車が4、5台ほど止められる駐車場が三国峠。ここからが今日の山行の始まりです。
駐車場から山を見ると木の合間からは雪が・・・なくてもと思いながら途中では面倒とチェーンスパイクを装着。
駐車場から三国山までが一番の急登。最近降ったと思われる柔らかい雪を踏みしめながら登ります。途中、猟銃をもった猟師の方にお会いしました。鹿が目当てとか。「上の方には行かない」と、途中から横道らしき道にそれて行かれました。
三国山の頂上からはブナ林に囲まれた稜線が続きます。なだらかで広い稜線歩きは開放的な気分になります。
ブナの木の生命力を感じながら歩いていくと何とも奇妙な形のブナに会いました。つい跨りたくなります。馬の背のような形です。他にも何故と思わせるブナの木が楽しませてくれました。
そんな開放的な気分になっているところで、山中湖側の斜面から銃声が「パン」「パン」と聞こえてきました。きっと鹿を打ったのだと思っていたところに今度は救急車のサイレンが聞こえてきました!!もしや仲間の鹿が救急車でも呼んだのか???
木々の枝には葉がないので隙間をぬっては富士山が見え隠れします。反対側の谷からは富士スピードウエイからの爆音が轟いてきます。のどかな稜線は黒い砂のようなものが登山道になっていて、それは富士山の登山道とよく似ていました。噴火の時にこちらの方まで飛んできたものと思われ、サクサクと気持ち良い音がします。登山道に少しばかりの雪は残っているものの春の日差しを感じました。
春はどこかなと、辺りを見渡すと苔ではないような、杉などの針葉樹の芽なのか可愛らしい植物がありました。ご存知の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
楢木山の頂上には、見落としてしまいそうな道標があります。なんとも温かみを感じます。
大洞山を越えて振り返ると木の合間を縫ってピークが見えます。
アザミ」平に入る手前の脇道から突然、富士山が現れました。宙に浮く雲が富士山に積もった雪に影を作り出し、いかに高く聳えているのか感じさせてくれます。
アザミ平に入ると、稜線とは思えない平らで緩やかな斜面がひろがります。季節になればアザミが咲き乱れるのでしょうか。手前の山の向こうに富士山の峰が見えます。
立山を過ぎて立山展望台で富士山を眺めながら昼食をとります。この癒しの時間に感謝。望遠鏡で富士山の須走ルートらしきものを確認して帰路につきました。
山中湖の湖畔から、あらためて富士山を見ました。
反対側には、今日歩いた稜線が見渡せます。冬の終わりで春らしい植物は見られなかったけど、時期をあらためて、また訪れたい山でした。
※ 以下は今回の山行の計画と行動時間および服装についての記録です。あくまで私個人の体力と、よそ見好きな性格によるもので、参考にしてはいけません。計画については、『山と渓谷社』ヤマケイアルペンガイド5丹沢と、『昭文社』山と高原地図32富士山を参考にしました。
行動計画と時間【読み方:場所 着時間 計画時間差(+は遅れ、—は進み) 温度】
≪往路≫
三国峠駐車場 9:32 8℃(晴) ➾ 三国山 9:55 -7分 8℃ ➾ 大洞山 11:20 -10分 10℃ ➾ アザミ平 12:05 +45分 ➾ 立山 12:22 -3分 6℃(曇り) ➾ 立山展望台 12:30 +3分
≪復路≫
立山展望台 13:25 ➾ 立山 13:30 ±0分 ➾ アザミ平 13:48 -2分 5℃ ➾ 大洞山 14:25 -3分 3℃ ➾ 三国山 15:26 -29分 2℃ ➾ 三国峠駐車場 15:42 -14分 3℃
≪行動時間≫(途中休憩含む。ただし昼食時間は含めない)
往路 2時間58分 28分遅れ
復路 2時間17分 48分進み
合計 5時間15分 20分進み 計画比 0.93
服装
上 アンダーウエア/ミドルウエア
下 タイツ/パンツ
靴 冬用
装備 チェーンスパイク
※ 午後は陽が陰り谷から吹いてくる風が冷たかった。薄手のウインドブレーカがあれば良かった。
丹沢山系の西に位置し山中湖の湖畔より稜線を見渡せる、三国山➾楢木山➾大洞山➾畑尾山➾立山の5つのピークを富士山の姿を垣間見ながら縦走してきました。ブナの木が茂る広々とした稜線が歩いている時間を忘れさせてくれます。
山中湖の近くにある絶景ポイント【山中湖パノラマ台】で山中湖を見下ろし富士山を仰ぎ見てからしばらく行くと、車が4、5台ほど止められる駐車場が三国峠。ここからが今日の山行の始まりです。
駐車場から山を見ると木の合間からは雪が・・・なくてもと思いながら途中では面倒とチェーンスパイクを装着。
駐車場から三国山までが一番の急登。最近降ったと思われる柔らかい雪を踏みしめながら登ります。途中、猟銃をもった猟師の方にお会いしました。鹿が目当てとか。「上の方には行かない」と、途中から横道らしき道にそれて行かれました。
三国山の頂上からはブナ林に囲まれた稜線が続きます。なだらかで広い稜線歩きは開放的な気分になります。
ブナの木の生命力を感じながら歩いていくと何とも奇妙な形のブナに会いました。つい跨りたくなります。馬の背のような形です。他にも何故と思わせるブナの木が楽しませてくれました。
そんな開放的な気分になっているところで、山中湖側の斜面から銃声が「パン」「パン」と聞こえてきました。きっと鹿を打ったのだと思っていたところに今度は救急車のサイレンが聞こえてきました!!もしや仲間の鹿が救急車でも呼んだのか???
木々の枝には葉がないので隙間をぬっては富士山が見え隠れします。反対側の谷からは富士スピードウエイからの爆音が轟いてきます。のどかな稜線は黒い砂のようなものが登山道になっていて、それは富士山の登山道とよく似ていました。噴火の時にこちらの方まで飛んできたものと思われ、サクサクと気持ち良い音がします。登山道に少しばかりの雪は残っているものの春の日差しを感じました。
春はどこかなと、辺りを見渡すと苔ではないような、杉などの針葉樹の芽なのか可愛らしい植物がありました。ご存知の方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
楢木山の頂上には、見落としてしまいそうな道標があります。なんとも温かみを感じます。
大洞山を越えて振り返ると木の合間を縫ってピークが見えます。
アザミ」平に入る手前の脇道から突然、富士山が現れました。宙に浮く雲が富士山に積もった雪に影を作り出し、いかに高く聳えているのか感じさせてくれます。
アザミ平に入ると、稜線とは思えない平らで緩やかな斜面がひろがります。季節になればアザミが咲き乱れるのでしょうか。手前の山の向こうに富士山の峰が見えます。
立山を過ぎて立山展望台で富士山を眺めながら昼食をとります。この癒しの時間に感謝。望遠鏡で富士山の須走ルートらしきものを確認して帰路につきました。
山中湖の湖畔から、あらためて富士山を見ました。
反対側には、今日歩いた稜線が見渡せます。冬の終わりで春らしい植物は見られなかったけど、時期をあらためて、また訪れたい山でした。
※ 以下は今回の山行の計画と行動時間および服装についての記録です。あくまで私個人の体力と、よそ見好きな性格によるもので、参考にしてはいけません。計画については、『山と渓谷社』ヤマケイアルペンガイド5丹沢と、『昭文社』山と高原地図32富士山を参考にしました。
行動計画と時間【読み方:場所 着時間 計画時間差(+は遅れ、—は進み) 温度】
≪往路≫
三国峠駐車場 9:32 8℃(晴) ➾ 三国山 9:55 -7分 8℃ ➾ 大洞山 11:20 -10分 10℃ ➾ アザミ平 12:05 +45分 ➾ 立山 12:22 -3分 6℃(曇り) ➾ 立山展望台 12:30 +3分
≪復路≫
立山展望台 13:25 ➾ 立山 13:30 ±0分 ➾ アザミ平 13:48 -2分 5℃ ➾ 大洞山 14:25 -3分 3℃ ➾ 三国山 15:26 -29分 2℃ ➾ 三国峠駐車場 15:42 -14分 3℃
≪行動時間≫(途中休憩含む。ただし昼食時間は含めない)
往路 2時間58分 28分遅れ
復路 2時間17分 48分進み
合計 5時間15分 20分進み 計画比 0.93
服装
上 アンダーウエア/ミドルウエア
下 タイツ/パンツ
靴 冬用
装備 チェーンスパイク
※ 午後は陽が陰り谷から吹いてくる風が冷たかった。薄手のウインドブレーカがあれば良かった。
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