赤岳 標高2,899.2m 日本100名山
コース:赤岳山荘~行者小屋~地蔵尾根~赤岳~文三郎道~行者小屋~赤岳山荘
標高差:上り1,200m 下り1,200m
合計距離:11㎞
標準時間:7:10
2017年8月5日
梅雨が明けてからの方がよく降る。赤岳に登るのなら硫黄岳からの縦走が定番なんだけど・・・午後から雷雨の予報。今回は赤岳のみにして、高山植物を期待して出発。
赤岳山荘の駐車場から見る早朝の阿弥陀岳には雲はかかっていません。ほんとうは雷雨なんて来ないのではと思いながら支度を整え出発。
早々に黄色に花のお出迎えです。キク科の花でしょうか。可愛らしいですね。
ヤマオダマキ。初めて見る白いオダマキにドキドキです。
出発してから2時間半で行者小屋に到着です。雲が増えてきました。赤岳、横岳、阿弥陀岳に囲まれます。眺望を楽しみながら一息入れます。
ミヤマダイコンソウ。バラ科のダイコンソウ属で、食べる大根はアブラナ科の大根。葉っぱの形が似ているとか。
行者小屋を出発して1時間ほどで地蔵の頭に到着。すでに霧に包まれ横岳方面も赤岳方面も眺望はありません。
流れる霧の合間から赤岳展望層がちらりと見えます。
ミヤマコゴメクサ。ハマウツボ科コゴメクサ属。黄色い模様がオシャレな感じです。
タカネツメクサ。ナデシコ科のタカネツメクサ属。可憐です。
タカネシオガマ。シオガマキク属。タカネツメクサを背景に植木鉢に咲かせたようです。
地蔵の頭から1時間ほどで赤岳山頂です。
祠の裏側にまわり、霧に見え隠れする中岳、阿弥陀岳を見ながら昼食です。
眺望はないものの、赤岳に登った達成感で満足。早々に下山します。振り返ると要塞のような岩の塊が聳えています。
赤岳からは中岳方面に向かい文三郎道を下ります。今日一番の核心部分で階段の上に積もった小石は要注意!!よく滑ります。
クロクモソウ。ユキノシタ属。背丈があり存在感があります。葉っぱが可愛らしいです。
コマクサ。ケシ科。8月に入ってしまったのでもう見れないのではと思っていましたが、なんのなんの、いっぱい咲いていました。少し色が褪せているかなと思いますが、自然を感じます。
チシマギキョウ。キキョウ科ホタルブクロ属。
中岳を手前に霧に包まれた阿弥陀岳。阿弥陀南稜が左手に伸びています。
赤岳山頂より1時間50分ほどで行者小屋に到着。まずは一安心です。
イベントをやっていていました。『ギョウジャでギョウザ祭り!』吸い込まれていきます。
生ビールがセット売りされていればもちろんです。
マムートのロゴマークが一段と美味さを引き立てます?
一息入れていると予報通りに雷雨がやってきました。小屋に入り降り止むのをまって出発です。
美濃戸山荘に到着。行者小屋から1時間40分程で下山。
ここでは牛乳を頂きました。
沢山の高山植物に迎えてもらい癒される登山になりました。霧が深くても、さすが八ヶ岳の主峰。楽しませてくれます。
※ 以下は今回の山行の行動時間の記録です。あくまで私個人の体力と、よそ見好きな性格によるもので、参考にしてはいけません。計画については、『昭文社』八ヶ岳を参照しました。
山行工程
【読み方】 場所 着時間
赤岳山荘駐車場6:49 ➾ 美濃度山荘7:00 ➾ 行者小屋7:42(休憩25分)➾ 地蔵の頭10:52 ➾ 赤岳展望荘11:00 ➾ 赤岳頂上11:50(昼食40分)➾ 行者小屋14:20(休憩30分) ➾ 美濃度山荘16:54(休憩15分)➾ 赤岳山荘駐車場17:00
歩行時間 7時間59分 計画比1.14
合計時間 9時間49分
服装
上 ナイロン薄手長袖シャツ
下 夏用パンツ
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