9/18の朝刊(毎日新聞)

40数年ぶりに訪ねる経済学部、ここのキャンパスにはワンゲル時代の思い出があります。
学生時代に、西九州ワンダーフォーゲル連盟で交流があったのですが、ここの芝生広場で盛大に酒盛りをしたことがありました。
それが同学部主催の雲仙霧氷見学の打ち上げだったか、連盟総会後の打ち上げだったかは記憶が曖昧ですが、とにかく大盛り上がりで、飲み過ぎた仲間が救急車で運ばれるほどでした。あの時の芝生広場はどうなっているか、そこを確かめるのも楽しみでしたが…
さて、長崎大学経済学部

前身が長崎高等商業学校で、その当時の建物も残っています。
瓊林会館

1919年に建てられ、現在も会議や同窓会事務局として使われているそうです。
倉庫

これも煉瓦造りで歴史を感じます。
さて、宴会をしたのはどこだったかな…

ここ?

学食の前だったか、講堂の前だったか記憶が曖昧です。そこに立てば思い出すだろうと思っていましたが、キャンパス内には歴代の卒業生が記念植樹をされているので、44年前とはすっかり様子が変わっていました(単に私が忘れただけかもしれませんが)。
この日は休日だったので、学生さんはいません。食堂前の広場では猫さんがのんびりとくつろいでいました。


キャンパスに建っていた記念碑


「学び舎の 北辰高く輝きて 未来夢見る ともがらを得し」

「肩を抱き腕を組みあって謳った青春の想い「暁星淡く瞬きて』は 百年の時を越えて今なお私たちの心の中脈々と生き続けています」
碑文を見るにつけ、ここで青春の日々を送られた方々の熱い思いが伝わってきました。
あの時、酒を酌み交わした場所は特定できませんでしたが、キャンパスを歩けただけで満足しました。
さて、資料展があっている図書館に向かいます。
図書館

道にはたくさんの銀杏

玄関には

資料展「開催中」
その横に、「休日は12:00~18:00」
現在時刻、10:50で閉館中!
どうする家康!
先に昼飯を済ませて、午後から出直すことにしました。
一度キャンパスを出ます。
川を渡るのですが、素敵な橋が架かっていました。

石造りアーチ橋で「拱橋」と名前が付いていました。

その説明板

橋が建設された当時(1903年)は、鉄筋コンクリート橋への移行期であったが、それは学校正門にはふさわしくないと、こだわって石造りアーチ橋にしたと書かれています。
緑あふれるキャンパス、1世紀前の面影をとどめる赤煉瓦造りの建物、正門につながる石造りアーチ橋と、とてもいいものを見せてもらいました。
さて、午後からの出直しとなりましたが、その間に価値あるものといっぱい出会うことができ、結果としては出直しでよかったことになりました。
怒濤の価値ある出あいは次回に。