きょう江戸川区郷土資料室企画展「江戸川区の庚申塔」に行ってきました。
ぼやけた写真ですいません。汗
入口においてある「青面金剛立像庚申塔(所在=真蔵院)」の原寸大模型です。
よくできていて、インパクト大です!
庚申塔を見たことはあるけど、その意味を知らない人多いのでは?
そんな人のための展示・・・私も詳しく学んだことがないので
まさにわたし向きの展示内容!(^-^)
区内には確認されているだけで135基ある庚申塔のなかから、
24基の庚申塔と、塔造立の背景にある庚申講について展示されてます。
(写真がぼやけていてすいません。)
庚申塔のかたち
青面金剛(しょうめんこんごう)手の形と持ち物図解
庚申塔のかたちの不思議と庚申信仰、風習などわかりやすい解説でした。
“桑川庚申講(東葛西1丁目桑川地区)”が平成23年の解散時に
郷土資料室へ寄贈した青面金剛の掛図など、庚申待ち(※)の際に
使用された用具の展示。
※庚申待ちとは?
庚申信仰では、人間の体内にいるという「三尸」という虫が、眠っている人から
抜け出して天帝(道教における最高神)に人間の罪過を報告し、
天帝はその罪の軽量に応じてその人の寿命を削ると考えられているため、
60日に一度巡ってくる庚申の日には夜通し眠らずに天帝や青面金剛を祀り、
勤行や宴会をする“庚申待ち”と呼ばれる風習があります。
上今井の庚申講
椿の庚申講(春江町2丁目椿地区)
かつて江戸川区登録無形民俗文化財・風俗慣習として認定された3つの庚申講が
ありましたが、担い手の不足などから存続が難しく、現在では
“椿の庚申講(春江町2丁目椿地区)”を残すのみとのこと。
江戸川区庚申塔分布図
今も庚申塔に花や果物をお供えしている光景をよくみかけます。
人々にまもられてきた区内様々な庚申様に一度に出会えた企画展でした!
参照引用:http://www.city.edogawa.tokyo.jp/chiikinojoho/hotnews/h25/koushintou/index.html
江戸川区郷土資料室 解説シート2-2庚申塔
江戸川区郷土資料室企画展「江戸川区の庚申塔」
開催期間 : 平成25年2月23日(土曜日)から3月24日(日曜日)
開館時間 : 午前9時~午後5時(祝日休館) ※入場無料
開催場所 : 江戸川区松島1丁目38番1号グリーンパレス3階 郷土資料室