着付け 道 michi

長崎の出張着付け・着付け教室

子どもの心を育てる教育週間

2010-06-25 | 日記
数年前・・・子どもにまつわる悲しい事件が長崎で起こりました。

この1週間は「子どもの心を育てる教育週間」ということで、学校や地域で連携して子どもたちを見守り、命について考える週間となってます。

この期間に行われた道徳の授業参観も命を考えるものでした。

6年生は赤ちゃん役とお母さん役に分かれて、言葉がしゃべれない赤ちゃんの気持ちになって、赤ちゃんが何を伝えようとしているのか?を考えたり、お母さんはどうやって赤ちゃんの気持ちを理解しようとしていたのかを考えていました。
こうすることで、自分がいままで大切に育てられてきたことを確認させるものでした。


5年生はおじいちゃんの死について書かれた作文を題材に、死と関わりの少ない子どもたちに考えさせるものでした。
昔のように人の死が身近にない今の子どもにとってはショッキングな内容ですが、とても重要なことです。


1年生の授業では絵本の読み語りから入りました。



実はこれ、ボランティアの読み語りにも使おうと思っていた本です。

沖縄のお墓参りをきっかけに自分のご先祖様について考えるものです。


リクが大好きな絵本なので、すごくうれしそうにしてました。
時々私の方を振り返って「コレ、おうちにあるね^^」なんて言って^^;


お父さんもお母さんもご先祖様だね~~なんて言うと、子どもたちはゲラゲラ笑ってましたよ^^
自分に命をくれたご先祖様・・・たくさんいるんだよ~~と絵本のしかけを開くとた~~~くさんのご先祖様の絵!
「うわ~~!」と歓声があがりました。

授業の最後には「命をくれてありがとう」とご先祖様に手紙を書いていた子どもたちです^^



命を大切に・・・
すごく簡単で、実は難しいことですね。

「今ごろの子どもたちは・・・」なんて言われますが・・・
そんな子どもたちに今してあげることを考えるのが、「今ごろの大人」の役目なんだと実感しました。
コメント (6)
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