ホリスティック・カレッジ・オブ・ジャパンでオンデマンド配信してくださったドキュメンタリー映画を観ました。
とても勉強になったので、大切だと思ってメモをとった部分をまとめて書いてみます。
食物で一番大切なのは、抗酸化栄養素と食物繊維です。
1965年と2005年とを比べると、肉は6〜7倍、卵は2〜3倍、牛乳は5〜6倍、お菓子は12倍、加工食品は10倍、脂肪は8倍に増えています。
それに対して米、野菜、芋類は3分の1に減少しています。
1950年と2005年の野菜の鉄分量を比較すると、ニンジンでは45分の1、ホウレンソウは15分の1に減っていました。
ビタミンや他のすべてのミネラルも同様です。
日本人はアメリカ人の方が野菜の摂取量は少ないだろうと考えていますが、1995年に逆転しました。
アメリカでは医師が栄養素や栄養学を勉強し、患者さんに指導するようになり、野菜の摂取量が増えました。
日本は2003年に遺伝子組み換え食品を輸入するようになりました。
日本は、アメリカの穀類、特にとうもろこしの最大の輸入国で、それを加工し、何千万トンも売っています。
アメリカのとうもろこしは99%が遺伝子組み換え作物で、輸入量の75%は家畜の飼料に使われ、25%は植物性油脂、異性化液糖、アルコール、香料、デンプン、果糖などの原料として、流通しています。
それらの食品に遺伝子組み換えの表示義務はありません。
例えば寒さに強いトマトを作るためにブタの遺伝子をトマトに注入して、遺伝子組み換えトマトを作ります。
私たちは同じトマトだと思って食べますが、身体はそれを食物と認識できません。
身体の免疫系の80%は消化器官にあり、遺伝子組み換え食品に出会うと、反射的にアレルギー反応を起こします。
日本は農薬使用量、世界一です。
アメリカの農薬使用量は日本の18分の1〜36分の1です。
できるだけ、オーガニックのもの、有機無農薬の野菜を選んでください。味も全く違います。
マーガリンやショートニング、ファストスプレッドに使われるトランス脂肪酸はプラスチックです。
ある人が2年半、マーガリンをそのまま、外に放置しておいたところ、虫一匹つかず、腐りもしなかったそうです。
トランス脂肪酸が体内に入ると、ものすごく質の悪い細胞膜を作り、それがあらゆる病気に繋がっていきます。
三大習慣病は砂糖の消費量に比例して増えています。
砂糖は粒子が細かく、胃から腸へ行く前に、血中に、流れ出し、シュガークリスタルといって、血液の中に、砂糖がボコボコ流れてきます。
すると、血中の細菌が大繁殖します。
それを退治するために、マクロファージ(自然免疫において、重要な役割を担っている比較的大きな細胞。体内に侵入した細菌などの異物を食べる能力に優れている)が全身から動員され、その武器が活性酸素です。
それで自分の細胞もやっつけてしまうのです。
コンビニエンスストアのお弁当は車の中に置き忘れた後で食べても、食中毒を起こさないよう30度で48時間持つための添加剤が加えられています。
PH調整剤です。
おにぎりの中に梅干しを入れると長持ちするのと同様に、酸性に傾けると日持ちが良くなりますが、味に苦味が出てしまうので、化学調味料を使って濃い味付けをして、わからないようにしています。
コロッケや焼きそばなどのお惣菜パンは、30度で72時間持つよう、もっとPH調整剤が入っていて、それをごまかすために大量のソースがかかっています。
樹木が栄養を、吸収するところは根っこです。
人間の身体の中で栄養吸収細胞を持っているのは腸だけです。
一本の腸状網から5,000個の栄養細胞が見つかっていて、3,000万本の腸状網が腸の中に入っています。
腸の腐敗を最も起こしやすいのは動物性タンパク質なので、動物性タンパク質を摂る時は、その2倍〜3倍の野菜を一緒に摂ることが大切です。
腸内環境を整えるためにはファスティングがおすすめです。
といっても何も食べないわけにはいかないので、酵素のあるもの、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルのあるもの、そしてカロリーのほとんどないものを摂ります。
フルーツと生野菜のジュースなど、必ず酵素のあるものを摂ります。
すりおろしたり、ジュースにした方が、細胞膜が壊れるため、何千倍も酵素が出てきます。
アメリカの動物園で、実験した結果、動物の寿命を伸ばし健康にしたのは、生のものでした。
肉食の動物には生の肉、草食の動物には生野菜、生のフルーツを与えました。
生であって熱を通すと壊れるもの、つまり酵素が大きなカギを握っていました。
以上、長くなりましたが、皆さんの健康のお役に立てていただけたら幸いです。
ちなみに私は酵素は手作りしています。
ミミテックという会社から材料を送ってもらって、夏は梅の酵素、秋はリンゴやゆずと共に季節の野菜で作ります。
春は両親と一緒に山に野草を取りに行って作りました。
ミミテックの連絡先も書いておきます。
ご興味があったら問い合わせてみてください。
ホームページに手作り酵素のタグが無かったので、お電話で問い合わせていただく方がいいかもしれません。
株式会社 ミミテック
〒444-0834
愛知県岡崎市柱町東荒子210-202
℡0120-31-0932