子供にお小遣いをあげたら、
使い道については一切口を出してはいけないと、
したり顔で言う、お偉い肩書きの人がいる。
本当にそうなのだろうか。
ほって置いたら一度にマンガの本、ゲームを買ってしまうこともある。
実際、私の身近にそういう中学生がいるのだ。
その子は毎月3,000円お小遣いを貰うのだが、
それを月初めに全てマンガ雑誌、コミック、ゲームソフトに注ぎ込んでいるのだ。
雑誌以外はリサイクルショップで購入している所が最近の子供らしいが、月半ばころになると友達との付き合いもままならないらしい。
ゆえに親に来月返すからと借りることも過去あったらしい。
そして当然、マンガの誘惑に勝てる訳もなく、勉強はしない。
でも勉強をしない子供に「勉強は?」って言わない親は、ほぼいないだろう。
お偉いさんは、小遣いについては別と言いたいのか・・・
使い道について口出ししないと言うことは、
マンガの本は月に2冊までにしたら?等のアドバイスも言ってはいけないということになる。
まあ、最初に小遣いを渡す時に話合って・・・とか言うこともあるかもしれないが、
そこは子供。
夢中になる遊び等が出来ると、考えも行動も変わってしまうもの。
そこでも口出ししない方がいい?
お金が無くなって後悔を繰り返し、それを学習してお金の有難さを学んでいくから、ほおっておけ!!と言う人もいるだろう。
しかし全ての子供がそれが出来るとは限らない。
いや、毎月小遣いをたいした苦労もせずに貰える時点で、有難さを実感出来る子供は一体どれくらいいるのか。
子供には解雇等ないのだから、
少なくとも高校生までは、お小遣いに不自由はしないだろう。
だからなおのこと、勝手な使い方もするのではないか・・・
それを全て任せると言うのはどういうものか。