とある懐かしいテレビドラマを観た。
15年~20年位前のものだが、今も昔もいい作品は良い。
当時リアルタイムに観ていた時は気が付かなかったが、
改めて観て気付いたことがある。
7年ぶりに弟に逢いに行く主人公。
両親が亡くなって兄弟がバラバラに引き取られて行ってたのだ。
しかし、引き取られた親戚の家に弟は既にいなかった。
なぜなら数年前、交通事故で半身不随になり車椅子生活になったため、
施設に入れられたと言うことだ。
その親戚の言い訳。
「うちの子供もまだ小さいから」
「貰った(7年前亡くなった実の両親の)保険金だけじゃ足りないんだ」
もし両親の血の繋がった実子が病気等にかかったら、
それこそ血の滲むような仕事してまで、
生活切り詰めて子供に尽くすんでしょうね、無償の愛で。
その親戚も叔父だったから、少しは血が繋がっているのに、
薄いんだな、きっと。
血は人の感情も左右するようだ。
怖いな、血って・・・。