私はあまり興味無いが世間ではオリンピックの話題が好きなようだ。
〇年前、たまたまテレビのスイッチを入れたら、オリンピック情報を流していた。
競技が何だったのかは忘れたが、
コメンテーター、司会者がこぞって同じようなセリフを口にした。
「う～ん、残念でしたね。次の競技では頑張って欲しいですね～」
「ホント残念でした～」
「頑張ってください～」
と。
コメンテーターが言ってた選手、今回はあまり頑張らなかった、
だから次はもっと頑張れと言いたかったのか。
残念でしたと言うのは本人、またはごく身近な関係者だけが言って良い言葉じゃないのか？
涼しい顔して座ってスポットライトに当たっているコメンテーターが言う言葉か。
テレビの中の奴ら！選手の何がわかって発言してるんだか
自分で言ってておかしいと思わないのか？
闘った本人はこの日のために必死に練習し、当日は全力尽くして頑張ったはずなのだ。
ただ、闘いには常に相手がいる。
たまたま相手が少し強かったか、もしくは運が良かっただけじゃないのか。
それをメダル確定したらハイテンションで「やりました！」だの、
「頑張ってくれました！」だのと持ち上げ。
メダル獲得出来なかったら苦い顔で「次に期待したいですね」「頑張って欲しいです」だと。
挙句には「どうしたんでしょうね～（何かあったのか）？」となる。
「全力で頑張ってない」「実力を出しきらなかった」と言いたげ。
要するにメダルにならなかったら、そのまま実質負けって言ってるも同じ。
そして本人が納得のいかない（例えばフィギュアスケートだとして）演技だったとしても
結果「金」だったらマスコミはこぞって盛り上げる。
大事なのは輝くメダルだけなんですね!!
呆れてしまうのは私だけなのだろうか？
選手達のピリピリした心中お察しします。
