<月の月の17日>
KIN98 白い共振の鏡
(調律 チャネルを合わす 呼び起こす、果てしなさ 映し出す 秩序)
今日は二十四節期の白露 (はくろ)
~野には薄の穂が顔を出し秋の趣がひとしお感じられる頃。
朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さを感じさせる冷風が混じり始める時期。
真夏のように暑い一日でしたが、夕日が薄の穂を照らす頃になると、心地良い涼風が吹き抜けていきました。
一年の収穫の時が近づくとともに、最近「欲」を越えるということをふと思います。
例えば「食」や「お金」や「愛」は、生きる為に身体やハートが必要とするもの。
でもそれに「欲」が加わった時、それはともすると身体やハートではなくマインドが必要としているものかもしれないと…。
「欲」=与えられるのに受け取れないとか、満たされていないとか、欠乏への恐れという信念から生まれるような気がするのです。
もし私達が「必要のものは全て与えられ、満たされている」という信念とともにあれば、きっとシンプルに、必要な「食」も「お金」も「愛」も今ここにあることに寛いで、あるがままに感謝し与えられたものを味わい、溜め込もうとしたり余分なものを取り入れようとは思わなくなるのかもしれません
昨今の地球温暖化に関しても、一人一人の心の中にある「もっと、もっと」という不足感から生まれる思いを解き放ち、今ここにある果てしない豊かさに調律のチャネルを合わせることが大切なのではないかと思うのです。
日々何気なく思っていること…日常の信念が、私達の現実を創造し思いを叶える。
だからこそ、「常に私達は守られ導かれ、必要なものは全て与えられている」という信頼と、本当に叶えたい「信念」を育てていこう。
白い露でマインドの鏡を磨き、日々愛と喜びの収穫という果てしない秩序を映し出す。
白露の日に…呼び起こすように、感じる一日になりました。