まろんぐらっせの独り言ブログ

私の趣味や気になったことを呟いていくブログです。

自分を表現できる舞台~アセンダント×ハウスルーラー~

2023年10月27日 18時00分00秒 | ハウスシステム

占星術に触れる前、「自分ってどういう人なのか」と疑問に思っていた。

人の意見ばかり聞いてきたせいか自分の意見がなく、自分について説明が出来なくなってしまっていたのだ。

学校や会社の自己紹介をする場でもうまく説明できず、適当に一言二言話してその場をやり過ごしていた。基本的な性格すら理解しておらず、全てが曖昧な認識だったと思う。

 

 

占星術で使われるホロスコープという円の中でも、自己の始まりを示している1ハウス。通称アセンダント。下の画像の赤く囲った部分だ。

このアセンダントは「自分の基本的な性格・自分が他人に見せるために付ける仮面のようなもの」を表す。

例えば会社に行く場合、女性の場合は化粧をしていく人が多いだろと思う。

それと同じように、人と接する場合に「どういう風に見られているか」「どういう風に魅せたいか」がここから読み取ることが出来る。

 

 

私の1ハウスは獅子座♌を示していた。

獅子座は一言で言うなら演劇者だ。クリエイティブな力を発揮して周囲をあっと言わせたり、目立つような言動やアピールを行って楽しませる事が得意なサインである。

これが1ハウスにあるということは、自分は人を心から温めて勇気づけたり、実はどちらかというとアピールしたがる性質を持っていた。

獅子座を支配するのは太陽。太陽は周囲を明るく照らすだけでなう、多くの生物に活力を与えるものだと前回書いた。

その太陽は5ハウスに移動している。



4つ目のハウスの中にあるように見えるが、5度前ルールにより5ハウスに入っている。

意味をブレンドすると「趣味や恋愛・その他楽しいと感じるような事をしていると、自分という存在を積極的にアピールしていける」と考えられる。

恋愛を経験したことはないが、自分の趣味に浸っていると確かにアピールが出来ている。

私にとって、「楽しい=自分が出せる」ということになることを知ってから、趣味を大切にするようになった。

実際こうしてブログで発信できているのも、私が占星術に興味があって楽しく感じているからだと思う。

今はまだ学びの最中であるが、ホロスコープを見ただけでその人がどういう人なのか、また現在の状況・未来の状態などを伝えられるようになりたい。


太陽と月の関係 その1 ~表の欲求・裏の欲求~

2023年10月27日 18時00分00秒 | 惑星/感受点

太陽と月は、それぞれ人間に多大な影響を及ぼしている。

太陽はさんさんと熱を発することで他惑星を照らすだけでなく、あらゆる生物の源を刺激するかのような生命力を与えてくれる。

一方、月は存在こそはっきりするものの、一見するとあまり影響を及ぼしていないように見える。眼に見える影響と言えば、海の潮の満ち引きくらいだろう。

月の影響は、目に見えない部分に働く。古来から女性の体と月の関係性は問われてきており、生理周期と月の満ち欠け周期は占星術の世界ではよく耳にする。

 

目に見える影響を及ぼすのが太陽、目に見えない影響を及ぼすのが

一言で表すとこんな説明になるのだろうか。

 

 

占星術における解釈では、どちらも「欲求」を表している。

厳密に問えば違うのかもしれないが「~したい・~になりたい」という解釈は両惑星とも同じだ。意識的か無意識的かという違いである。

 

太陽の欲求を満たすことで、自分という存在の在り方を確固たるものにしてくれる。

25~35歳の時期が太陽の年齢期にあたるが、これは仕事を始めて軌道に乗り出す頃合いだ。仕事をしていく中で「こうしたい」「こうありたい」という欲求が形成されていく。

 

片や月の欲求を満たすことは、安心感やリラックス・くつろぎを与えてくれる。

子供が学校に通い始める前だと、自分の思うようにいかないとすぐに駄々をこねたり泣き始めるだろうが、これが月の持つ「安心感」に結び付いている。

大人になっても、誰しもインナーチャイルドというのは存在する。

こういう状態にあると気持ちが落ち着く・くつろげる

月を見ることでそれを示してくれる。

 

 

ここからはまさに私の「独り言」。

 

朝起きると、日だしの地平線から太陽が東の地平線から上ってくる。

それと同時に人は活動を開始する。見方を変えれば、太陽という存在が人間を動かしているようにも見える。

そして日が沈むと、今度は月が顔を出す。同時に周囲は暗くなり、隠れるように自分の住処へと帰る。

夜遅くになると睡眠を取り、また朝がやってくる。

ふとしたタイミングで、私は星々・惑星の影響を受けている事を実感する。


6ハウス~健康・義務・自身を省みる舞台~

2023年10月26日 18時00分00秒 | ハウスシステム

私は生誕直後に母親の胎内にある羊水を飲み込んでしまい、肺炎を引き起こした。

その影響なのか生まれてから体が非常に弱く、ちょっと出かけては風邪を引いたり吐き気を催すなど、健康面への配慮は人一倍強い。

占星術でも健康に関する部分があると知り、真っ先に確認したほどだ。

ここに入る天体・サインは、様々な健康への被害を及ぼす。

 太陽:働きすぎからくるストレス・疲労

 :内面不安定からくる心因性の症状・病気

 水星:神経性の症状・病気

 金星:美味しいものの食べ過ぎ・美を求める中での肌トラブル

 火星:働きするによる過労・物理的なケガやキズ

 木星:心配する病気は特になく、健康には恵まれる傾向

 土星:ストレスからくる体調不良

 天王星:神経性の症状・病気

 海王星:感染症・薬の副作用・中毒症状

 冥王星:過労・疲労・ストレス過多

これらを踏まえて私のホロスコープを見てみると、神経性の症状・感染症・薬の副作用などに気を付けるべきだと出ていることになる。




実際、私はそのような症状には度々起こっており、中には救急車を呼ぶほどの事態になるまで発展したほどだ。現在も原因不明(恐らく神経性)の症状に悩まされており、その影響から通常通りの仕事すらままならない状態だ。

さらに、ドラゴンヘッド(天王星♅の下にある白い輪っかのようなマーク)が6ハウスに存在しているので、この6ハウス自体が私の人生における課題・宿命とも言える。

エネルギー注ぎ込み過ぎないようにとは考えていても、前回までで話した太陽・火星・冥王星のコンジャンクションの影響で無意識にハードワークをしてしまいがち。

制御が難しいものを制御しろ、と言われているも同然だ。


健康以外の面について、少し見てみることにする。

ホロスコープというのはストーリーを描いており、それを辿ると6ハウスがなぜ「義務・健康などを示すのか」が見えてくる。

  • 1ハウス:自分という存在の誕生。
  • 2ハウス:自身の価値観・所有しているもの(目に見える資産)の確認
  • 3ハウス:知的能力全般・コミュニケーション能力とその方法
  • 4ハウス:自分が帰る場所・安心感してくつろげる空間
  • 5ハウス:趣味・恋愛・楽しみを表現していく舞台

1ハウスから5ハウスまでは、自分について焦点が当てられている。

「自分はどういう存在なのか」「どんなことに興味を持つのか」「自分がいられる場所はどんなところなのか」

それらを総合して、欲求を満たしたり楽しみを見いだせる空間であった。

しかし6ハウスでは一転して、自分から他人・果ては社会へと舞台が移る。

社会の中で自分本位の行動を取っていては、周囲からは冷たい視線を浴びることになるだろうし、信頼関係の構築も上手くいかなくなるだろう。

自分中心だったこれまでを省みて、社会に出るために自分を制御する。

これが6ハウスが示す「義務・健康・自身を省みる」という意味だ。

なお、6ハウスには仕事に関する意味合いもあるのだが、今回は割愛。

その気になったら、書こうと思う。


コンジャンクション~エネルギーの融合 その2~

2023年10月25日 18時00分00秒 | アスペクト

前回の記事でコンジャンクションについて少しだけ書いてみたが、それについてもう少しだけ書いて見ようと思う。

 

 

コンジャンクションというのは「ハードアスペクト」と呼ばれてる分類にあり、ポジティブにもネガティブにも働く可能性があるものである。

個々の天体にも言えることだが、そうした要素も全て混ざった上で形として表れる。

前回の太陽・火星・冥王星のコンジャンクションを例にとると

 

① 太陽→ポジティブ:火星→ポジティブ:冥王星→ポジティブ

② 太陽→ネガティブ:火星→ネガティブ:冥王星→ネガティブ

③ 太陽→ポジティブ:火星→ネガティブ:冥王星→ネガティブ

 

というような具合だ。

①や②であれば非常に極端な性質となり、前者なら膨大なエネルギーを自分の目的達成の為につぎ込むだろうし、後者なら発散しきれないエネルギーに病まれ身体を蝕むだろう。

勿論いい方向に使いこなせれば、それに越したことは無いのだが...

 

 

 

ネットで調べると、コンジャンクションの一般的な意味や傾向等の説明が殆どだ。その為、体験談というものは情報として埋もれやすい。

繰り返しになるが、これは数あるアスペクトの中でも最も大きな力を持っている。

強烈に交わっているからこそ、私は「自分で実感してほしい」と切に願う。

 

 

恥を忍んで打ち明けるが、私はどうもあらゆる欲求を溜め込みやすく、ストレスフルになりやすい体質を持っている。それを性的なエネルギーの発散という形で暴走を防いでいる。

火星は性的なエネルギーも示しているが、私の場合は蠍座の衣を纏っているため、特にそのエネルギーが溜め込みやすい。ここに冥王星による強大な力が加わるのだから、時に自分でも制御が難しくなる。

さらにこれらは吸収する性質を持つ「水のエレメント」に属している事も相まって、1日1日のエネルギーの発散というのはとても大切な意味を成している。

 

もちろん一つ始めたら最後までやり遂げようとする姿勢や、そこの無いエネルギーを活かして全力で物事に取り組むなど、メリットとなる面も多い。

こうしたネガティブ面・ポジティブ面のバランスも、コンジャンクションと向き合うコツなのだと私は感じている。

 

 

 

コンジャンクションを持つ配置の方には、是非自分の性質を知ってもらって、良い面と悪い面を見つめてほしい。

これも天からあなただけに与えられた能力の一つ、そう考えると暖める甲斐もあるだろう。


コンジャンクション〜エネルギーの融合 その1〜

2023年10月24日 18時00分00秒 | アスペクト
占星術において「その人の本能パターン」を見る手段として、アスペクトというものがある。

その中で、真っ先に目が付けられる記号の1つが「コンジャンクション」。



こちらは私のホロスコープだが、画像の中で白い丸がついている記号がそれである。

他にもさまざまな記号があるが、コンジャンクションの配置にある惑星はお互いに性質が混じり合い、融合する。

「調和」ではなく「融合」という点が重要になってくる。



画像を見ると

☼(太陽)と♂(火星)
☼(太陽)と♇(冥王星)
♂(火星)と♇(冥王星)

がそれぞれコンジャンクションで交わっている。つまり、この3天体は性質が混じり合っていることになる。

私は蠍座生まれなので、太陽は蠍座の性質を帯びている。ということは、火星と冥王星も同じく蠍座だ。

これまで無自覚であったのだが、占星術に触れだして客観視すると、この性質が激しく出ていることに気がついた。



●各惑星の簡単な紹介

太陽は言わずもがな、周囲を明るく照らす力を持つ惑星。占星術では人生観・価値観・活力等と表現される。

火星は自身を外で打ち出すエネルギーを持った惑星。積極性・攻撃性を表す他、アピールや性的な行動の衝動にも例えられる。

冥王星隠れているが、強大な支配力を持つ惑星。破壊と再生を司る他、深い欲求や執着、徹底的な躍進力などの意味がある。


...これらが混じりうと、どうなるのだろうか。私が蠍座という部分は抜きにして、いくつか考えてみる。



1.一度動き出したら、最後まで徹底的に向き合う。膨大なエネルギーをうちに秘めている。

2.非常に強い欲求が奥に眠っている。それをアピールするとなると、相手の価値観を変えてしまう程の当たりになることも。

3.性的衝動も激しく、アピール衝動も強烈。



解釈についてはほんの一例で、これらは私が普段から感じ取っているのだが...コンジャンクションの破壊力は尋常ではない。

マークの下に数値が書かれているが、これはオーブと呼ばれるもので「惑星同士がこのアスペクトでどれだけの距離が離れているか」を示している。0に近づけば、それだけ強い効果を発揮する。

例えば私が占星術の勉強を行う場合、ご飯や人との関わりも全て断ち切って学ぼうとする。一度熱が入ると、意識が目の前のものにだけ集中する事になり、気がつけば数時間は取り組むという事もよくある。

恥ずかしい話だが、性的な衝動も自身では抑えられないことが多い。蠍座は周囲から身を潜める性質があるため普段は気にならないが、星座が違えば無意識的にセックスアピールをしていたのかもしれないと思う。

書いてあることを見る限り少々危なっかしい人物にも見えるが、これも私の特性の1つである。占星術を通して、自身について知ることが出来た事には非常に嬉しく思う。



次回は、スクエアというアスペクトについて書く予定だ。