10月27日(土)にイキルチカラプログラムvol.1が開催されました。
このプログラムは札幌の小学生に災害や防災に対して
自分で考える力や技術を身につけるために4回連続で行われる講座です。
1回目は「コノチカラ=個の力、この地から」ということで、
旭山記念公園から藻岩山の山頂を登ります。
目的は2つです。
1、自分の体力を知ること
2、札幌の成り立ちを知ること
さっそく集合してイキルチカラとは何か?みんなに聞いてみます。
ふむふむ、「食べる」「寝る」「息をする」「体操をする」いろんな意見が出ますね。
次に今日の個人の目標を立てます。
外で各自準備体操をしていざ出発!
登山の歩き方と触ってはいけないものをレクチャー
今日は本当にいい天気、紅葉も見頃を迎えているので気持ちのいい登山日和となりました。
上を見ても下を見ても黄色が鮮やかです。
風が吹くと黄色い葉が舞い落ちる「奇跡の瞬間」も堪能しました。
途中で木がなぜ倒れたかを考えたり、
景色のいいところでは休憩をして、おやつのエネルギーを補給したり、
「まだつかないの?」って声も聞こえてきましたが、
まだまだです。1時間登っても目指すところはまだ遠いあそこです。
たくさんの登山者の方に励まされながら頂上に到着!
頑張ったね!気持ちのよいハイタッチです。
お昼ご飯の時は風が強くすぐ体が冷えてきます。
ジャンパーを着てみんなで身を寄せあってご飯を食べます。
エネルギーを消費したのか、みんなすごい勢いで食べ終わりました。
新しくなった展望台は初めての子どもも多いらしく、
食べ終わったらさっそく双眼鏡を片手に景色を楽しんでいました。
頂上では札幌がどういう街の成り立ちなのかを簡単にレクチャー
豊平川が街をつくったのよね。
帰りは転びながらもなんとか下山、
足が疲れた子、もう1回登れる子などいろいろといましたがケガなく降りてこられました。
最後は災害と防災についてみんなの意識調査とちょっとした話を聞いて本日は終了です。
来月は防災センターにて防災体験と自分自身の心構えや備えなどを具体的に学びます。
11月17日(土)です。詳しくは下記のチラシをご覧ください。
カツオこと高野克也