札幌市内で環境教育プログラムを実施する指導者が増える
ことを目的に、
円山動物園と円山公園の自然フィールドを活用して講座を開きました。
受講生は16名。講師は二杉寿志さん。
プロジェクト・ワイルドとは、生き物を題材として、
体験したことないことを体験してもらい、
その体験で感じたことや思ったことについて、
自分たちなりに考えてもらう。
ことを目的とした環境教育プログラムの手法。
目的や段階の違う、さざまざなアクティビティを実際に体験し、
プログラムの面白さを共有しました。
その後はグループに分かれて、アクティビティを実施するために、
アクティビティを選び、話し合って、作戦を練ります。
目的ははっきりしていますが、どこにおもきを置くか、どこまで説明するか・しないか
だれがどうやって話すか、どんな声かけをしたらいいのか
を決めていきます。
実際にアクティビティを前に立って、指導する立場を
経験すると、見えていなかった気づきや学びがたくさん得られます。
まさに体験学習を身をもって体験し通した講座でした。
受講生には、この講座で気づいたことや感じたことを他の自然体験の場でも
生かしていってほしいと思います。
この講座は、さぽーとほっと基金2014年度「工藤桂一まるやま動物園応援基金」の助成を受けて実施しました。
けいた(富田桂太)