10/21(日)-22(月)に、木育マイスター育成研修(十勝会場第2回)を実施しました。
前回の上士幌町での第1回目に続いて、十勝会場での第2回目の研修となります。
今回の会場は、大樹町の「インカルシペ白樺」です。
10/21(日)
1.木と生きる~暮らしと産業~ 13:00~14:00 米山有年講師(インカルシペ白樺オーナー)
インカルシペはシラカバの森に囲まれた、ステキな宿泊施設です。
最初の講義はシラカバとともに生きていらっしゃると言っても過言でない、インカルシペ白樺オーナーの
米山さんに、インカルシペ設立の経緯や、シラカバをどのように活用していらっしゃるのかなどのお話を
聞きました。
アットホームな雰囲気で、研修は進みます。
2.木と生きる~暮らしと産業~ 14:00~15:30 有岡繁講師
次は、実際に木に触れてみよう!ということで、薪割りと火おこし体験です。
木によって、割りにくい木、割りやすい木があります。
薪割りをやったことがない受講生の方もいらっしゃいましたが、練習するうちに
だいぶ上手に割れるようになりました!
火おこしでも、やはり燃えにくい木、燃えやすい木があります。
3.木と生きる~暮らしと産業~ 15:30~17:30 西川栄明講師(ノンフィクションライター・編集者)
「木育の本」を、煙山さんと一緒に執筆されている西川講師による、人の生活と木の関わりについての
講義です。太古の昔から、人は木の特性を活かして作った木の道具とともに生きてきたことを学びました。
何の木が、どういった用途で使われていたか、というクイズもありました!超難問なのですが、
全問正解された受講生の方がお一人いらっしゃいました
第1日目の研修はここで終了です。この後、シラカバ樹液しゃぶしゃぶを囲んで懇親会をしつつ、
薪でわかした五右衛門風呂と薪サウナも体験しました。おりしもこの日はオリオン座流星群ピークの日!
大樹町の満天の星空を見ながらの五右衛門風呂は最高でした
10/22(月)
4.木育はつながりのキーワード~プログラムの伝え方~ 9:00~12:00
宮本英樹講師(NPO法人ねおす理事)
2日目は宮本講師による、プログラムの伝え方の講義から始まりました。
伝え方には、指導者が一方的に伝える「講義型」、参加者の疑問などに答えながら進める「双方向型」、
参加者が主体になって取り組む「参加型」があります。
今回の研修は、体験学習を基本としていますので、「プログラムの伝え方」の講義でも、植物のタネを
題材にして、伝え方の違いを体感する講義内容でした。
外に出て、タネ探し競争をやりました。これもやはり、実際に体験することが重要です。
5.木育はつながりのキーワード~プログラムのつくり方~ 13:00~17:00
宮本英樹講師(NPO法人ねおす理事)
最後の講義は、実際に受講生に木育プログラムを作っていただく、グループワークです!
受講生の方に、現在実施しようと思っているプログラムのテーマを出していただき、5グループに分かれての
プログラム作りを行いました。
ワールドカフェ形式で、メンバー交代しながらプログラムをブラッシュアップしていきました。
今回は受講生の希望を聞いてテーマを決めましたので、各プログラムとも、今後、どこかで
行われていく事と思います。ステキなプログラムになりますように‥。楽しみです☆
最後に、受講生全員の「木育宣言」を発表していただき、4日間にわたる木育マイスター育成研修
(十勝会場)は終了しました!
十勝会場の受講生、全20名のみなさんが、今後木育マイスターとして活躍していってくださることを
期待しております。どうぞよろしくお願いいたします☆
(酒井)